グラフで見る2つの争いの時     2月9日訂正

 先史文明の戦いの時を、遺跡に組み込んで残された証拠から4989年前と4934年前に特定することが出来ています。
 この時を旧約聖書に組み込まれた暗号の解析から調べてみました。時が指定出来るので、これまでのマヤ暦の解析とは異なりある程度ピンポイントで検索をかけられるのです。それでもどの様な言葉で組み込まれているのかを確認するためには、様々な言葉を調べて統計的操作が行われていることを確認する必要があります。
 普通に調べる場合、ちょっとしたことでも簡単に1ヶ月程度の時間がかかるのです。今回は時の指定が出来ているので、もしかしたら検証の時間を減らせる可能性があると思い試してみました。

 暗号解析上の年の表記はマヤ暦になります。2012年12月21日を(12,19,19)という表記の最後の日とし、翌日(0,0,0)になるとした長期暦を使います。
 5200年で表記が一巡するので、5200年前と、その倍数の10400年前は表記が同じです。この点に気をつければ3万年前でも6万年前でも利用は可能です。どの様に区別するかが問題ですが、データーを組み込む側としてはこの表記を利用しており、今後の解析により何巡目なのかの区別が出来れば良いと思っています。
 目的の年はマヤ暦では以下の様になります
4989年前 (0,7,11) 岡山とティアワナコの時
4934年前 (0,9,17)  ギザとバビロンの時
マヤの長期暦=(a,b,c)=400xa+20xb+c
ただし a=0~12, b=0~19, c=0~19

 暗号は文字の統計的な分布を操作して特定の部分を増やしたり減らしたりしています。その手法故に文字数の少ない物ほど操作が簡単です。その結果3,4,7,9の数字の利用が多くなっています。少ない操作数で統計を操作出来る数字になります。
 その結果ですが、長期暦のc表記の数字が3,4,7,9,13,14,17,19を操作することが多くなります。
 その結果、重要な時以外は(a,b,x);xは指定出来ない数値。として利用されています。上記で言えば(0,7,x)と(0,9,x)となり、最後の桁は指定出来ず20年の幅を持つことになります。
 これは統計操作の都合上仕方のない話です。多くを操作すれば原文の意味がおかしくなるので、それを防ぐためにこのレベルになっています。
 過去に調べ説明してきた伴星パラメーターや、12660年前、11360年前などもこの表現にされており、20年の幅を持って表現されています。

 今回の解析では双方のb値に7と9が入っているので、統計的にも数が少なく操作のしやすいデーターです。地名を利用してこの場所にピークとしての統計操作を見る事が出来ています。イラストを参照下さい。
 今回雌阿寒岳の噴火の前に公表したいという焦りがあったので、マヤ暦の計算を間違えていました。年換算を365/360する必要があったのにこれを漏らしてしまい、位置がずれていました。新しい場所には7と9が含まれているので、データーの操作を見つけることが容易になっています。
 当初(0,7,x)の場所にゼウスなど2の12乗根側のピークが見られており、何らかの準備をしているのかと思っていました。この時点で自分のミスに気づけば良かったのですが、気づいたのは2月9日の朝でした。4989年前は光速度を表す時である分、この種の操作がしっかり行われていたのでしょう。現状ではこちらのミスを正せる人がいないので、最低限そうなるまではこれまで以上に注意したいと思います。

 今回日本についてはホツマツタエが神話時代の記録と思える状況が確認出来ています。その為日本はヤマト、岡山は吉備津と言う事言葉が使えると考えました。月のうさぎもうさぎとして確認出来ており、4934年に平壌、北京の戦勝記念と同時期に作られているのかも知れません。
 ヤマトは4989年では良い結果を得ることが出来ていません。この言葉の操作には他の意味が強く込められているのだと思います。岡山、吉備での確認が出来ています。
 あと、バビロンではイシュタールという言葉を使っています。これはイナンナ神の別名です。イシュタールゲートがイナンナ門として有名なのでこれを試した物です。遺跡の強調したい物が暗号の中でも強調されている事が分かりました。

 当初グラフでデーターを確認するには1ヶ月くらい必要になると思っていました。年代が特定出来ても他の年代との比較が必要なので、結局一通りを確認する必要があるのです。現状その作業まで進んでおりませんが、過去の統計的な経験から今回の公表データーレベルはデーターと見なせます。暗号が利用可能である事を伝えるにはこのレベルでも十分と思えるデーターでした。その結果こちらの都合で公表することにした物です。

 雌阿寒岳は今月4日から不安定になっている様子で、一時的に噴煙が増えたり小さくなったりしています。7日の朝は勢いがあったのですが夕方にはかなり小さくなっています。噴火する前に今回のデーターを公表したいのは、今後の変化と理解につなげたいという願いです。
 今後の解析はこれまで説明してきた様に、並列処理で多くのデーターを解析してゆく必要があります。必要と思える言葉をたくさん解析して、統計操作されている言葉を調べてゆく必要があるのです。どの様に組み込んでいるのかを統計的に評価して、効率よく解析出来るようにする必要があります。
 加えて、今回の解析では4989年と4934年には20年分の幅のあるデーターが揃っています。この内部を戦いの詳細として調べる事も必要です。この種の操作にもまだ対応出来ていないので、今後行う必要のある作業となっています。 

稲生雅之
イオン・アルゲイン
Rev1
 昨夜以降の作業で、4989年前における北京とチチカカ(ティアワナコの近くの湖)が確認出来、吉備津もより明確なデーターを準備出来ました。手間をかける必要がある状況ですが、意図した組み込みと考えられるデーターを探すことが出来ています。イラストを1枚増やし3枚としました。
 吉備津の分だけですが、今回のグラフの元データーである高機能版のデーターを販売ページにアップしています。価格も改定しましたので、興味のある方に追加の解析をお願いしたいです。この先ホツマツタエなど関連する情報の組み込みを確認してゆく事が大切になると思っています。結果を公表頂けるとありがたいです。

Rev2
 マヤ暦の計算を1年360日でする必要があるのに、365日で計算していました。その為に数値がずれていました。正しい値が上記で(0,10,11)と(0,13,6)は間違いです。それぞれ(0,7,11)と(0,9,17)が正しい値です。
 (0,10,11)と(0,9,17)が偶然近い値でしたので、データーはそのまま利用出来る状況でした。月のうさぎのピークが(0,10,x)に見られる理由は、4934年前の戦いの時が過ぎた後の建設である事を伝えている物だと思われます。
 新しい値はbに7と9が含まれているので、比較的分かりやすい状況に変わりました。イラストはそれに合わせて入れ替えていますが、吉備津のデーターはそのまま利用しています。