この記事は市場で利益を求める人々と、一般の読者の方向けに書いています。市場関係者には必要のない簡単な解説も入ります。一般の方にも知って欲しい情報だからです。
市場関係者にとっては未来の予想が的確に出来る事が重要です。何よりもまず、当たる事が重要でしょう。ここに書く内容はまだ科学として認められる所まで進んでいませんが、統計的にも証明しているこの世界の現実です。
この記事の説明の流れですが、まずドイツ銀行危機、ブラックマンデー、リーマンショックの順に先史文明の遺跡に組み込まれた情報を簡単に説明します。その次にリーマンショックの情報の解説を行い、最後にその他の例も参考にしてドイツ銀行の未来を説明します。2017年1月13日に向けて大きな変化が起こされようとしています。
1)先史文明の遺跡の情報の実績
先史文明の遺跡には目的地までの距離や角度に対して2016915等の特定の時期に合わせ、その数値の分数が組み込まれている事があります。これまでに統計的に証明出来ているのは以下となります。
1917年5月13日と10月13日 ファティマの聖母の奇跡
1987年10月19日 ブラックマンデー
2001年9月11日 同時多発テロ事件
2008年9月15日 リーマンショック
2011年3月11日 日本の311地震
2016年9月15日 ドイツ銀行危機の始まり
2017年1月13日 ドイツ銀行危機の高まり
2017年5月13日と10月13日 ファティマの聖母の奇跡の100周年
この記事では経済に関連する近未来のドイツ銀行の危機をブラックマンデー、リーマンショックとの比較を通じて説明します。残りの説明は文末に載せる関連記事を参照下さい。
2)ドイツ銀行危機の背景 市場関係者には読み飛ばし可能な簡単な説明です。
2016年9月15日に米国の司法省が過去の住宅ローン担保証券(MBS)の不正販売に絡んで、140億ドル(1.4兆円程度)の支払いをドイツ銀行に要求したことが明らかになりました。賠償負担が大きく同行への懸念は高まり、株価は急落しています。ドイツ銀行の経営不安はかなり前からささやかれていましたが、ここに来て明確な危機になった様子です。
米司法省は、この件でドイツ銀だけを狙い撃ちしたわけでないそうです。バンカメとJPモルガンは、それぞれ200億ドル以上の賠償金を債券の買い手から求められたものの、最終的な和解金はバンカメが167億ドル、JPMは130億ドルで手打ちしているとのことで、今後、英バークレイズやクレディスイスにも請求するらしいです。
ドイツ銀行はこの請求に対して既に62億ドルの積立金を計上してますが、司法省との交渉如何で追加の積み立てが必要になるかも知れないという状況です。交渉としてどこに落ち着くのか分からず、10月始めの交渉は物別れに終わったと流されています。米国の大統領選挙にも影響するほどの経済危機になるのか、2008年のリーマンショック以来の大きな変化が起きるのか、危機がどの様に展開するのか市場関係者が心配している状況です。
3)ドイツ銀行危機、ブラックマンデー、リーマンショックの情報の説明
遺跡に組み込まれた詳細な情報は、確認している一通りを文末にまとめます。イラストにも一部を載せていますので現実を目にしてみて下さい。ここでは重要な部分をまとめて説明します。
評価した遺跡は、米国のサーペントマウンド、メキシコのテオティワカン遺跡、チェチェン・イツァ遺跡、ローマ・バチカン、北京、平壌、日本の岡山、富士山、日本の三重会合点、ニュージーランドの北側の裂け目の候補地と、シエラ・ネグラ火山です。
3-1)ドイツ銀行の危機について
遺跡の組込上重要な情報は、ローマの最重要遺跡であるコロッセオの中心からドイツ銀行本店ビルまでの距離に表れていました。コロッセオの中心はローマの遺跡に組み込まれた情報を読み出す上での中心位置でもあり、大きな強調を伴った組込である事を伝えているのです。
2017113/21=960.53km 除数が2桁で、かつ剰余なしの強調 コロッセオ
2017113/5873=343.45度 コロッセオ
2016915/21=960.43km 2桁の強調 ヴェヌスとローマの神殿位置
ヴェヌスとローマの神殿位置には危機の始まりである2016年の9月15日が組み込まれており、遺跡としてはコロッセオに次いで重要な部分です。
ニュージーランドの北側の裂け目の候補地は、角度がコロッセオに重なる強調にされていました。リスクの高い状況であることを、善の側が起きては困る地殻変動の位置を指し示すことで表しています。
この数値は除数4桁で5桁の指定ですので、一般的な偶然の一致よりも10倍難しいと考えて下さい。始めの2桁の難しさも見て頂いた通りにご理解頂けると思います。位置を選ばないと無理な組込です。
危機が現在も進行中である事は、シエラ・ネグラ火山より明らかです。シエラ・ネグラ火山は活動している火山では世界第2位の広さの火口を持っており、偽善の側が噴火させたい火山です。
20161016/51 =39.53度 火口内部
20161114/51 =39.53度 火口内部
20161214/51 =39.53度 火口内部
2017113/1872=10775.17km 1872x16=29952
数値の変化が小さいので角度に変化が見られませんが、除数51の2桁の強調がある事は明確であり、この時期にも大きな変化が起きて良いと思われます。10月の司法省とドイツ銀行の交渉の物別れなどを表すのでしょう。危機は現在も継続しています。29952年は今は光っていない太陽の伴星周期です。遺跡では普通に組み込まれる必須の数値です。ここでは強調の意味を表します。
強調にはまだ続きがありました。米国司法省とドイツ銀行との間の距離と角度です。
2016915/684 =294.75度 ドイツ銀行からの角度
2016915/3081=6546.29km それぞれの敷地内の間の距離
一方は3桁の除数で5桁を表し、他方は4桁の除数で6桁を表しています。それぞれ数学的には偶然よりも100倍難しいでしょう。桁数をこの様に考えてみて頂ければと思います。遺跡がドイツ銀行を指し示すだけではなく、ドイツ銀行から見て問題が起きる場所である米国司法省に向けて時期の候補が明らかにされていました。
遺跡は数学的な偶然以上の強調を使って意図の存在を表し、2016915から始まり2017113で高まりを見せるドイツ銀行の危機を表しているのです。
数学的には除数を1ずらすと時期が1年ずれるなどの変化が起きて当然です。この意味で時期の候補の一つを表すのですが、1ずらすと100年狂う物ものあります。候補はそれぞれの場所の大きさの中で決まります。未来が一つに決まっていない事を表しており、詳しい説明は後の節になります。
3-2)ブラックマンデー
1987年10月19日のブラックマンデーは、経済政策に関して各国の協調が崩れたことにより発生した世界的な株価の大暴落です。市場が下落し始めるとコンピュータが自動的に売り注文を出すようになり、売りが売りを呼ぶ展開となった事が主な原因です。ここでは遺跡における強調がどの様な物かに注目して下さい。各国の遺跡が米国のFRBに向ける距離と角度での評価です。
テオティワカンの呪いのサークル 宇宙からも見える直径約3kmの渦状の遺跡です。
19871019/6606=3008.02km 中心から350m
19871019/5 =39.742038度 中心で除数1桁と剰余なしの強調
月のピラミッド 2986.00km 太陽の伴星の影響時期を表す29860に相当
太陽のピラミッド 39.74度 呪いのサークルに同じ
富士山頂上部 11000.17km 切りの良い数値
シエラ・ネグラ火山
19871019/12 =16.55度 2桁の強調
ニュージーランドの北側の裂け目の候補地
19871019/15 =13247.34km 2桁の強調
テオティワカンのサークルの中心は2001911においてWTCビル跡地とペンタゴンを同じ角度に重ねるだけでなく、距離の除数を600と666と言う旧約と新約聖書の不吉な数値を使っています。ここでは0が入りますが6を3つも使う強い表現でした。
1桁、2桁、遺跡に重ねる技法、距離を切りの良い数字にする様々な手法で強調をしている組込でした。経済が安定しない物である事を教える目的と、暴落で利益を得た存在がいることを示唆していると思います。
3-3)リーマンショック
リーマンショックは米国のリーマン・ブラザーズの倒産を表す日本の言葉で、米国ではサブプライム危機がその名前になります。
このサブプライム危機において、倒産すべき会社はリーマンには決まっていませんでした。ゴールドマン・サックスもその候補でした。遺跡にはこの二つの違いが現れています。どうして二つあるのかなどの詳しい状況はこの後の節で説明します。
遺跡の組込には大きな強調は少なく、FRBと財務省との関係が倒産という結果につながる状況であったことを表していると思います。
3-3-1)リーマン・ブラザーズ
テオティワカンの呪いのサークル
2008915/601 =3342.62km
2008915/5055=39.74度
月のピラミッド前の祭事場 39.74度で重なる
2008915/605 =3320.52km
チェチェン・イツァ
2008915/767 =2619.18km 生け贄で有名なセノテの泉前の広場
シエラ・ネグラ火山 4920km丁度 18.62度 x16=29798伴星長半径
バチカン大聖堂 6900km丁度
ニュージーランドの北側の裂け目の候補地 59.90度 29952の強調
FRB 334.24km FRBから50.58度 リーマンから232.54度
2008915/601 =334.26km
2008915/3971=50.58度 FRBから
2008915/8639=232.54度 リーマンから
財務省 333.15km FRBから50.54度 リーマンから232.50度
2008915/603 =333.15km
2008915/3974=50.55度 FRBから
2008915/864 =232.51度 リーマンから 864はイナンナ数による大きな強調
3-3-2)ゴールドマン・サックス
テオティワカンの呪いのサークル
2008915/602 =3337.06km
2008915/5048=39.79度
月のピラミッド 39.79度で重なる
2008915/606 =3315.04km
シエラ・ネグラ火山 18.62度 x16=29798伴星長半径
ニュージーランドの北側の裂け目の候補地 59.90度 29952の強調
FRB 329.07km FRBから51度 ゴールドマンから232.94度
2008915/6015=329.06km
2008915/3939=51.00度 FRBから
2008915/8624=232.94度 ゴールドマンから
財務省 327.98km FRBから50.97度 ゴールドマンから232.90度
2008915/6125=327.98km
2008915/394 =50.98度 FRBから
2008915/8625=232.91度 ゴールドマンから
51度丁度で表せる強調は、ガイトナーNY連銀総裁のゴールドマン・サックスへの協力と思われます。財務省にはゴールドマン出身のポールソン長官がおり、この二人の関与が未来を決めたと思える状況です。遺跡における強調はリーマンの方が強いです。
リーマンも財務省の協力を必要としていましたが、ポールソン長官により阻まれてしまいました。864の強調はこの事を表し、チェチェン・イツァ遺跡のセノテの泉に捧げらる生け贄になったと見る事が出来ます。
リーマンが不利な条件が遺跡には現れていますが、結果がこうなるかは決まっていなかったと思います。候補がリーマンだけならゴールドマンの組込は不要でしょう。実際には彼らを助けるFRBと財務省の存在が明らかです。経緯は続きの節で説明します。
3-3-3)未来を決めた時の流れ
未来を決めた時の流れがどの様な物であったのかを順を追って説明します。市場関係者の方も既にこの時の流れを詳細に覚えている方は少ないのではないかと思います。
少し長くなるので以下にこの節の要旨をまとめます。短くするために少し数学的です。
この節の要旨
先史文明の遺跡が未来の情報を組み込んで残している様に、先史文明の遺物である旧約聖書の暗号にも未来の情報が残されている。遺跡以上に未来の詳細な情報を持っている。
暗号の中には時系列に統計評価が可能なイベントの情報群が残されており、各イベントの相関が情報として含まれている。この相関の情報を統計評価して、未来を場合分けすることが出来る。未来がイベントにより分岐して進むそれぞれの場合を表現していた。暗号に含まれている統計的現実である。
このイベント評価を行うことにより、関連するイベントの流れを追いかけることが出来る様になっている。その結果リーマン・ブラザーズの倒産に至る流れが明確になり、CDSの損失処理に関してゴールドマン・サックスの倒産との競合関係にあった事が明確になった。
遺跡にはイベント間の相関を組み込むことが難しいので、重要な部分で選択肢を表現している様である。どちらが倒産してもおかしくないことを遺跡は表現していた。
リーマンショックの旧約聖書の中に含まれている暗号のグラフ解析
2008年の9月15日にアメリカの大手投資銀行リーマン・ブラザーズは6130億ドルの負債を抱えて倒産しました。その後金融危機が始まりEUへも危機は拡散してゆきました。この時期から現在に至るまで、世界の景気を大きく後退させた事件です。
リーマンの破綻への流れは、実際には1年以上前から始まっています。彼らの所有する土地担保債券に、相応の価値がないことが2007年から明らかになっています。
市場では2007年の6月以降大きく流れが変わり、それまでは土地担保ビジネスの拡大に賭けていた人々が、次々と縮小に賭け始めた時期です。
色々調べていますが、どうもこの時期まで、ゴールドマン・サックスなどの大手投資銀行は、土地担保ビジネスの拡大にしか目を向けていなかったようです。いわゆるサブプライムローンの焦げ付きが始まってから、その姿勢を転じています。
私は始め市場の拡大に賭けたあと、縮小への賭けに転じ、上り下りの双方でぼろ儲けを追求した物かと思っていました。現実はそうではなくて、ただ儲けに目がくらんで暴走し、取り返しがつかなくなったところで、政治力を使って何とかしたという構図のようです。
詳しく調べるまでは、優秀な「悪い人たち」が存在して、全体の流れを見ているのかと思っていましたが、どうやら異なるようです。
投資銀行の人々は個人個人は優秀なのでしょう。それでも業務が細分化しすぎていて他の人の業務が分かりにくいし、問題のある商品は何かを騙すことを目的にしていることもあって、全体像がつかみにくくなっていると思います。そうでなければ、超高級取りのCEOが状況を理解し、もっと早い時期に損失をカバーする策を打ち出せるからです。
実際に市場には2005年から市場の縮小に賭けている人々が少数ながら存在し、彼らは2007年の夏の時点でぼろ儲けをしています。
この時点で、ベア・スターンズにしても、リーマン・ブラザーズにしても、破綻を避けるために適切に大胆に行動していれば、それぞれが生き延びてこられたと思います。大きな損切りを伴う利益追求の流れを変えることは、誰にとっても難しいことなのでしょう。
リーマンが倒産する半年前に、ベア・スターンズというリーマンより一つ下のランクの投資銀行(全米5位)が資金繰りに行き詰まり、JPモルガンに吸収されています。
この時にFRBが290億ドルをJPモルガン経由で融資したことにより、この吸収劇となったようです。
2013年当時の仕事でこの時期のグラフを書いています。メインキーワードはFRB、財務省とゴールドマンサックスなどの勝ち組の投資銀行群です。彼らの狙いが知りたいからです。暗号検索上のキーワードを選びそこに2008年9月や10月を表す言葉を付けて暗号検索を行い、出て来た言葉を統計評価してグラフにしています。キーワードの見つかった位置にリーマンや倒産などの関連する言葉を探してグラフ化しています。詳細は本に書くレベルの複雑な処理です。出版までお待ち下さい。
このグラフの中で、ベア・スターンズの崩壊という言葉の含まれている物を選び出してみた物がイラストに載せてあります。3月14日の破綻以降の状況を知るために描いてみました。
この始めのグラフの3月の所に注目すると、こちらもこの年の9月に破綻するAIGと、その前に政府管理に入る政府支援機関(フレディマックとファニーメイを想定)が高く出されています。それぞれの抱えた大きな含み損のもたらす混乱を表している様です。
この時点で次のターゲットはこの2つに加えてリーマンとメリル・リンチになると思います。こちら2社は5月の所にピークが存在し、注目を促しているようです。実際にこの2社の株価は5月以降低下してゆきます。この解析は2013年に行った物で、当時はここにゴールドマンを入れていませんでした。やり直せるのですが、解析に必要な時間の不足でこの記事では後回しです。本には載せられると思います。
さらに崩壊というグラフを見るとピークが5月、9月、年末に向けて存在することが分かります。この時期に要注意と言うことでしょうか。
このまま時が流れれば、土地担保ビジネスの縮小に伴い、順番に問題を起こしていったことと思いますが、7月に市場の流れを変える事件が起きています。
2つめのグラフはベア崩壊に変えてリーマンのレポートという言葉の含まれている物を選び出した物です。
7月の始めに、リーマンブラザーズのアナリストが、フレディマックとファニーメイの債券が大きな損失を抱えているというレポートを公表しました。
この為にさらなる市場の暴落を誘うことになり、7月13日の財務省とFRBの声明を経て7月末には2社への公的資金注入法を成立させています。
一番目のグラフとの違いとして、7月に救済の大きなピークが出ています。リーマンのレポートが救済という現実を引き寄せたのでしょう。
ここからの現実は評価が難しくなります。せっかく成立させた法律を財務省はすぐには実行しませんでした。本当に必要になるまで世論の反応を見ると言えばその通りです。
でもその一方で、逆に様子を見る間は市場の下落を促す事にもなるので、問題のある会社は市場で倒産価格に向かう株価の下落にさらされることになるのです。
ポールソン財務長官は9月まで我慢しました。9月の政府支援機関のピークは7日の政府の彼らへの支援策発表を表していると思います。
リーマンとメリルはその間の資産と株価の下落のあおりをもろに受けて、一方は破綻処理、もう一方はバンクオブアメリカに吸収されました。AIGは政府管理となります。中でもリーマンはグラフの低い位置に存在しています。
リーマンの倒産は9月の崩壊にピークがあって現実ですが、これを発生前にリーマンの物と判断することは難しいです。隠された政治の介入などの、もう一歩次のイベントが恐らく起きたのでしょう。
個別のグラフで見ると、ゴールドマンとリーマンにはCDSのピークが見られており、それぞれに注意を促す状況でした。メリルはAIGとバブルが上位にあり異なる状況です。恐らく2社の抱えるこのCDSが大きく作用し、その結果をカバー出来たのがゴールドマンで、倒産に至ったのがリーマンなのでしょう。
2013年の時点の解析では残るイベントの条件が明確に出来ておらず、この状況までの解析でした。9月にどちらが倒産するかは分からなかったのですが、今考えると遺跡同様双方に問題のある所までは明確に出来ていた様です。
その後は10月のリーマンの精算に伴う混乱と政府の支援が11月まで続き、この混乱は世界に拡散していったのでした。崩壊や救済が年末に向けて上下しています。
ゴールドマンは10月のリーマンの精算に関連して、AIG経由で約350億ドルもの利益を得ています。CDSという倒産保険と言われていますが、アメリカ国民の税金からこの利益を確保しているのです。表向きはその様になっていませんが、詳しく調べてゆくと、AIGの救済とはこの部分を含んだ物になっていると言うことだそうです。
リーマンショックに関して対策を講じたのは、政府では財務省のポールソン長官、FRBではガイトナーNY連銀総裁となります。他にも金融機関のトップが政策に関与していますが、この2人の影響が大きかったと言われています。今回は比較のためにブッシュ大統領での評価も加え、それぞれの意図が表れる物なのかを調べてみました。
具体的な方法は3人の名前を多く含むデーターを選び出し、そこからイベント事に何が起きるかをグラフにして比較する事です。
リーマンのGSEレポートのあとの2008年9月のイベントは、ポールソン長官の場合はCDSと政府支援機関です。これに対してガイトナーNY連銀総裁の場合は崩壊であり、ブッシュ大統領の場合は救済でした。彼は911の時同様に事前には何も知らされていなかったのでしょう。
ポールソン長官の救済政策の実施が9月になったことがリーマンの倒産の直接的原因ですし、FRBはその時点が来るのを待ってから動き始めたのでしょう。リーマンショックに関しては、政策の当事者は始めから国民の税金を使って、ゴールドマンという特定の金融機関を救済することを狙っていた様です。
遺跡が2つの未来を指し示している理由の説明に移ります。今回の未来は2つの争いか、当事者同士など何らかの争いの結果で決まる物であった様子です。
時間の流れから暗号・コードの解析について説明したいと思います。これまでに見てきたグラフの変化を時系列に分岐する未来として考えて、ある時点の場合分けが2つの未来になっていることを示します。具体的にはリーマンのGSEレポート後の未来がリーマンかゴールドマンの倒産に分かれる姿です。
この仮定でイラストを書いてみました。時間の流れは図の左から右に向かう物とします。同じ時間に起きる経済の世界のイベントが全部で5個に表されるとして絵を描きました。この5個は平等的にどれでもが起きうるイベントを表しています。縦軸の5個が同じ時間の物です。
現実の世界ではもっとたくさんのイベントが同時に起きる物ですが、説明上5個にします。ソフトウエアで解析するコードにはこの制限はなく、いくらでも起きうる物です。
コードの中を一通り調べると、その5個の内訳が分かってきます。この図の中では、リーマン・ブラザーズ倒産とした時期があります。この時期には起きうるイベントの5分3がリーマン・ブラザーズ倒産となり、確率にして60%でこの事象が発生すると言うことになります。これは一通りの運命から計算する確率です。残りの40%がゴールドマン・サックスの倒産確率になります。
イベントの流れを暗号で見て行く手法の説明です。暗号は全体の状況を確認することも出来ますが、今いるイベントの位置を確認し、その先の流れを見るという使い方が可能です。今いるイベントによる制限を受けた未来を統計的に評価できるのです。
具体的にはこのイベントの内容を多く含むデーターを選び出すことで可能になります。これはこれまでに過去を調べ上げる中で判明してきた統計的事実です。
この例をリーマンのGSEレポートの影響で仮定して作ったのがイラストの図になります。このレポートは5個ある選択肢の2つに含まれています。この2つのどちらかが現実に起きたわけですが、この2つからたどりうる未来を見てみると、この時点でゴールドマン・サックスの倒産に至る経路がなくなる選択肢と、もう一つは1対2の確率でリーマンの方が倒産しやすい確率になります。
あくまでも例示ですが、現実もこの様な感じで直前のイベントの影響を受けて次のイベントが発生していると思います。ここではGSEレポートがリーマンの倒産を引き寄せた現実を表現してみました。イベントの進展により変化する未来の選択肢とは、実際にはこの様な形で変化する物だと思われます。
ここまでの説明で、遺跡に組み込まれているリーマンとゴールドマンの倒産が説明出来る準備が出来ました。この図の5番目の時点において、60%で表現される確率の未来がリーマンの倒産であり残り40%で表現される確率の未来がゴールドマンの倒産だったのです。起こり得る未来としてそれぞれが遺跡に組み込まれて残されたのでした。
現実の世界に当てはめてみると、GSEレポートがなければ9月15日の時点でのリーマンの倒産は起きていないと思います。ここまで株価が低迷して倒産に追い込まれる流れにはならないでしょう。この頃進展していたイギリスのバークレイズ銀行との合併が上手く進展しても同様だったはずです。
AIGの倒産は非常に可能性が高くほぼ既定事実でしたので、「本来であれば」その結果AIGと連鎖倒産するのはゴールドマン・サックスになるのです。倒産した会社にCDS保険料を救済策で支払わせた政府ですが、リーマンの倒産がなければこのごまかしは難しかったと思います。彼らの投機の明確な失敗だからです。このCDSは保険ではなくばくちと同じ投機であり、失敗を損失補填する必要は本来ないはずです。
ゴールドマンの状況を公表する事もなく救済政策の実施を遅らせることで、国民に知らせずにこっそりとゴールドマンを救済し、代わりの生け贄としてリーマンを倒産させたのでした。グラフにも見られる様にポールソン長官とガイトナーNY連銀総裁の動きがなければ実現出来ない隠れた技でした。
グラフについては補足しておく必要のあることがあります。遺跡についても共通する事柄です。2008915にリーマンが倒産したのは事実ですが、遺跡にも暗号にもたくさんの他の日時の候補があると言う事です。準備が出来た時にその現実が起きるのです。
リーマンとゴールドマンのグラフを見ても同じ年の11月や12月にもCDSのピークが見られます。遺跡のケースで言えば除数が異なったり、遺跡の広さで変化する数値になるのです。広ければ広いほどたくさんの可能性を組み込めるので、メキシコのテオティワカンの呪いのサークルは3kmもの大きさがあるのです。
暗号の組込情報と合わせるためでもあるのか、多くの遺跡には広さがあるだけでなく、周辺にもたくさんの小さな遺跡が準備されています。これらの遺跡がイベントの候補を表していると思われ、彼らが私たちに伝えたい情報の多さを感じる部分でした。そして未来には様々な可能性があるだけでなく、選択肢の準備が多く何が起きるかは決まっていないケースが多い様に感じます。
ここまで調べるのにリーマンショック関連の本は10冊以上目を通したと思いますし、PCは4コアを7台接続して2つのシステムで運用してきました。2週間かかってもまだ続きがあるという状況です。何か一つ調べるのにすぐに1ヶ月かかるという状況でした。
様々に本を読んで調べていますが、投資銀行の批判をするところは少なく、特にゴールドマンを批判することが少なくなっています。当時のポールソン財務長官の出身母体であるにしても、本来であればもっと激しく批判をされないといけないと思います。
私的な利益誘導をいかにうまく隠して行うかが、その力の源泉なのかもしれません。こういったことが出来なくなる情報公開が必要なのでしょう。
個人についても解析が出来ており、ここに載せた以外にも自分の未来も解析しています。同様の手法ですが、2016年において
3月政治 4月科学 5月論文 6月政治 7月科学 8月未来 9月論文 10月政治
となっていました。
結果は政治と書かれた時期と4月から富士山の解析を続け7月に科学に戻る部分が役に立っていました。8月は台風でどんどん状況が先延ばしされて苦しかったのですが、9月に論文が広まる部分に期待が持てる様になり、20xxxxxを距離と角度で組み込む手法にも気づき大きく進歩して今月の政治に向けた活動をしています。あの世の存在と話が出来るわけではないので、この情報を参考にしてきたことは現実です。
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それにもかかわらず先史文明時代に作られた未来の計画は進展しているのです。私たちは自分が自由に行動していると考えているのですが、現実は見えない何かに動かされている部分を否定出来ないのです。否定出来ない結果が遺跡とコードに現れているだけではありますが、私たちがこの世界の仕組みを知らないことがその大きな原因でしょう。
因果律を無視した物ではなく、原因があって結果があると言う状況は守られています。非常に複雑な計画を立てていたことになるのです。私たちにはまだ考えられないレベルの複雑さですが、計画に沿って物事を動かす何かが存在しており、この部分を科学にする必要があるのでしょう。
記事2へ続く