軍産議会複合体の計画したアブカイクとジュバイルへの攻撃とISISの再興2 10月7日

 続きの記事の詳細項目です。

1)2001911の同時多発テロの見直しを求める自然
2)アブカイク石油施設への攻撃の不自然さ
3)ジュバイル淡水化施設への攻撃
4)軍産議会複合体の実態とISISの再興
5)イランのタンカーへの対艦ミサイルテロ
6)千曲川の堤防決壊といわき市の崖崩れの予告と暗号通信文
7)トルコとロシアのISIS再興阻止
8)国連の姿とサウジアラビアの実態
9)日本の自然災害の伝える物
10)香港情勢と中国共産党の崩壊と転換
11)欧米社会の銃のカルトとWHOの医療の闇
12)ファティマの聖母の霊的存在と、パウロの嘘のバチカンの教義
13)先史文明の存在、ギザと屋久島
14)米中同時財政破綻
15)トランプ大統領とフェイクニュース
16)補足 イギリスのEU離脱他

 これらの項目について書く準備を進めてきましたが、自然も人霊達も2019927と928を外す事に使い、ジュバイルへの攻撃を回避しているだけです。この攻撃は中止ではなくて保留であり、米中の貿易摩擦とその関連の香港情勢、トランプ大統領への弾劾裁判の状況に合わせて10月中にまたリスクが上昇するかも知れません。
 現時点の10月6日において、5日と6日への強調を伝えてきた地の声ですが、5日のGPS変動データーの大きな異常と6日の台風19号の発生で続きを導くとするだけでしょう。文句を言っても始まりませんが、ひたすら空回りをさせたり時間を潰すくだらない謎解きなど無駄にさせている状況です。資金繰りも続かず他の記事が書けずに困るのですが、前線に立たずリスクを知らない嘘つきの人間のくず達が、物事がうまく進む中で、自己満足で余計な事をしている部分が目につき始めています。偽善の側はさらに嘘つきの人間のくず達なので、まともな人間としては相手に出来ないほどの相応の対処しか出来ないのです。人間世界の争いである以上、こちらに負担がかかる部分はある程度仕方なしですが、限度を超えたそれまで追求しておりまさにくずの所行ですが、勝つためでしょう。
 無駄な作業は減らしたいし、かといってリスクを明確にする事も重要ですが、これまでの非人間的な嘘とくだらない謎解きなど、こちらが努力を重ねたところでたくさん人間を生け贄として殺す部分には大差がないと感じる所に来ています。どれだけ生け贄が減らせるかが残るのですが、人間のこの種の思いを踏みにじる演出をすると敵が喜ぶので、現実的にそれを実践しているのでした。人霊が神を名乗ってもこの程度ですし、騙し合いの勝負である以上、人間としては多くの犠牲を覚悟の上の未来の計画なので、どの様にこれを受け入れるかです。
 連中の欲の満足する利益でしかない無駄は回避して残る作業を進めて、偽善の側への情報公開が適切に進むように調整をしたいと思います。欲を手放せない人霊達は欲を手放せない人間と同じでしょう。立場の違いで人間に不利益をしわ寄せする行為を止めるだけであり、神を名乗る意味のない事を明確にする部分と、欲に溺れる姿を排除したいだけです。

 9月27日前後のジュバイルへの攻撃を情報公開する事が重要であったので、苦しい首筋の痛みを延々と継続してきた連中ですが、4週間たってやっと痛みが取れてくるところです。まだ痛みを残しており10月のジュバイルの攻撃時にまた嫌がらせをする予想ですが、必要最低限しか対処しないでしょう。この攻撃を止める事も重要ですが、情報公開はほぼ一通りが終わっており、続きは人間達の止める動きと、タイミングを伝える少々の地の声の警告程度でしょう。
 今の状況下でジュバイルへの攻撃を詳しく説明しても、大半の方には起きなかった未来など信じられなくて当然です。この記事その物が興味の対象から外れるのであり、続きで起きて来る自然災害と香港情勢、トランプ氏の弾劾裁判の方が、その続きの未来を考える上で、予想する上で重要になるでしょう。
 アブカイクとジュバイルへの攻撃計画が軍産議会複合体側にあり、イラクの米軍が実行していたと情報公開されるまでには、恐らく年単位の長い時間が必要でしょう。今の時点でここに時間を投入しても必要な情報公開への変化を起こす効果は低く相応の対処で十分でしょう。これらをアピール出来る動きなど人霊と自然は全く出来ていないという事です。アピールする気など始めからなかったのであり、現時点ではただただ空回りさせて、敵の動きを外したかっただけでした。
 ここに準備している記事には、阿蘇山が大きく噴火する物として、阿蘇山からの暗号通信文の鍵解析がたくさん存在します。連続噴火を続ける阿蘇山であり、時々噴火する桜島と合わせてこの時期に必要な情報公開を助けたと言えるでしょう。
 阿蘇山が大きく噴火するかは未知数ですが、連続噴火で多くの事を教えたとして、簡単に解説の記事をまとめます。カトラ山やサンダーズ島の大噴火で地球温暖化を抑制する方が、阿蘇山の遠吠えよりも遥かに重要であり、阿蘇山は敵を騙してきたその役割が明確になれば十分でしょう。20161008の大きめの噴火と合わせて、今後の動きも含めてやっと人々にその意志を持つ姿を理解される事になれば本来の満足でしょう。
 元々、ここで解説したいこれらの項目については、以前書いた元記事が存在しています。これに多少の追加情報がある程度でもあり、記事のまとめの要素が強そうです。この時期の改めてのまとめ記事として変化の全体の概要が分かるように、ここにまとめる内容を配慮したいと思います。
 今後の変化ですが、続きは不明瞭ですが以下10月の候補を挙げておきます。

20191008 阿蘇山が3年ぶりでもう一度噴火したい日。やりたければ勝手にどうぞです。
20191010 特に根拠なしで強調中の日時。柏崎を主に想定しているが当てにならない。注意は重要。
20191013 ファティマの聖母の102周年。
20191015、1028 20191002以後の13日おきの周期で、10月末までを強めに警告している。 

 以下詳細説明の本文です。

1)2001911の同時多発テロの見直しを求める自然
 この項の続きの項目でアブカイクの石油施設への攻撃が、イランとイエメンのフーシ派には軍事技術的に難しい部分を説明します。現時点で深夜にピンポイントの攻撃が可能な巡航ミサイルの運用の実績があるのは米軍だけでしょう。ロシアのそれも技術は高まっていると思いますが、米軍のそれと比較するとまだ多くの実績を積み上げたとは言えないでしょう。
 人類の歴史と言えば戦争の歴史、争いの歴史と言えるでしょう。ここ100年で見ても世界大戦が2回も起こされており、国際金融資本の望む動きでした。彼らは交戦国の双方に融資し、武器の調達から戦略物資の流通まで手がけており、双方からの儲けで自分たちを富ませてきたのでした。
 昔から嘘で流す情報と真実の情報を区別する手段に乏しいのがこの世界であり、嘘でも相手を自分の望むように動かすことが出来れば、それを利益に変えることが出来るのでした。真実だけで行動するよりも、簡単に嘘で利益を上げられるので、この詐欺の仕組みを広く追い求めた結果で現在があると言っても過言ではないでしょう。悪の栄える姿と言えるでしょう。
 近代においては情報が重視されて、テレビや新聞などのメディアが真実を伝えることにされています。でも現実には、これらのメディアに嘘をつかせると自分に利益が出る場合、その手段を如何にその他の人に嘘がばれずに進めるかで、現実的な競争があると言えるでしょう。

 米軍のかかわる戦争ですが、1964年のベトナムのトンキン湾では、南北ベトナム間の紛争が激化しており、8月2日に北ベトナム軍が米軍に間違って攻撃を仕掛けたことで戦争が本格化しています。8月4日にも北の攻撃があり、この攻撃はペンタゴンが仕掛けた物であったと1971年になって暴露されています。
 紛争地域では銃弾が飛び交う争いの時代でしたので、誰が発砲したか分からないという姿は他の事件にも共通であり、ヤラセで自分たちの望む戦争が出来るならそれで良しという姿勢だったのでした。当時で言えばケネディ大統領はベトナム戦争に介入することに強く反対でしたが、軍産議会複合体側のジョンソン副大統領に暗殺されて交代させられています。大統領を暗殺してもその証拠が堂々と隠滅できて、公開証拠から抜き取れるのですから、その権力が如何に司法の中枢まで及んでいるかが明確でしょう。有名なザプルーダー・フィルムのコマ抜きです。
 その後の湾岸戦争でも、米国議会での少女の捏造証言、油まみれの鳥、イラクの油田の破壊など、米軍かかかわっていてもイラクのせいにされる物が多いでしょう。嘘で正当性をでっち上げて自分たちの戦争への望みを叶えるのでした。
 そしてこの続きこそ911同時多発テロだったのでした。2003年のイラク戦争はすでにそこに正当性のなかったことが証明されていますが、911同時多発テロにはまだこの追求が出来ていないのでした。
 自然と人霊達は、一般の人には見えない存在として、過去の歴史を見てきています。911同時多発テロも同様であり、あまりにもあからさまな軍産議会複合体の自国向けのテロ行為を情報公開することを望んでいるのです。彼らと彼らに協力する国際金融資本、CNNを始めとする国際ニュースメディアが嘘を捏造して、戦争を追求する姿を止めないと、イランとの核戦争から世界の核による大戦へと流れる歴史を阻止できなくなるのでした。今は永続する環境と平和のために、戦争を止めることが必要な状況です。

 911同時多発テロについては過去から繰り返し書いてきています。詳細は以下の記事を参照下さい。ペンタゴンには翼のない飛行機であり、突入した物体はミサイルと考える方が適切でしょう。当然遺体も満足になく、本来の飛行機と乗員は海の底と思われ、誰も探さないのでした。真相を追究すると米国の銃のカルトに暗殺されるので、誰にも本質論が出来ない状況であり、これを支える物こそ軍産議会複合体であり、米国議会なのでした。ここに正義など存在出来ないのです。銃のカルトについては別項目で改めて触れます。

科学の進歩と署名による司法権行使と国際協力による温暖化対策1 12月26日
http://www.biblecode.jp/News_View.php?@DB_ID@=613
先史文明が伝える古からの地球の歴史と未来まとめ1 2月25日
http://www.biblecode.jp/News_View.php?@DB_ID@=657

 ここでは自然が主張している金融犯罪面への注目を明確にするために、新たに制作したイラストを元にその不自然な状況を見ておきます。同時にこれを伝えてきた自然の地の声の組み込みも紹介したいと思います。

ハリケーン・ドリアンの9月6日の現地時間朝9時の位置 北緯35.3度、西経75.5度、956hPa
ペンタゴン 420km、死、2019906
 226.8海里、イナンナ数
モルガン旧宅 331.64海里、29847
911WTCビル付近
331.9海里
911x364=331.604海里 NYSEの前で可能、911の悪魔(364)はNYSEの組み込み

台風13号の9月6日の位置 北緯28度、東経125度05分、940hPa
911WTCビル付近
6558.84海里
911x72=6559.20海里 米国金融博物館、911は米国の金融機関のせい、72はヘブライで濾すの意味で911を濾すと米国金融が残るの意味。

ペンタゴン中心からWTCビル 331.09kmx9=29798
空軍記念碑からWTCビルと金融博物館
359x364=1306.76フィート 911は悪魔と悪魔のかけ算だったと伝える。

 2019906の善と偽善の応酬ですが、偽善の側は思う様には動けておらず、教えたくないアブカイクやジュバイルの攻撃なども善の側に位置を決められて教えている組み込みでした。ここでも911への情報公開を求める物でしょう。自然の伝えたい事は、911同時多発テロの原因は米国の国際金融資本にあるという事でしょう。
 ペンタゴンは昔から今の位置ですが、隣ほど近い空軍記念碑はアーリントン墓地の隣で、用地が1993年くらいから始まり、記念塔は2006年位の完成です。こちら同様にあの世の存在達に導かれているのですが、その自覚のない部分は恐らく明確でしょう。金融博物館の意味は、911を必要とした者達は、金融犯罪を隠す目的でSECとWTCビル最上階の金融機関を破壊したとなります。ここもハリケーン・ドリアン以降の一連の組み込みであり、彼等の望む911への情報公開の一環です。
 これらを当時の破壊の記録からある程度でも良いので証拠を探してみます。続きはイラストでのご説明です。

 イラストの左側は、WTCビルの崩壊についての説明資料です。オレンジの円はWTC1と2のビルが崩壊した時のがれきの広がり図です。この図に見るWTC7ビルはがれきの衝突を物理的に受けており、表面側に損傷があった事は明確ですが、ビルが倒壊する程ではないと思います。
 普通に考えて、WTCビル側に破壊時の突風で損傷を受けているので、こちら側が構造的に弱くなっているでしょう。さらに普通に考えるならWTCビルの敷地に向かって倒れるように崩れるでしょう。現実はここでも真下に理由なく崩れ落ちるのでした。
 下のグラフは、崩壊の始まり部分での崩壊部分の速度の分析データーです。誰が見ても一定の速度が続いており、物理としては自由落下に近い状態でしょう。爆破解体でない限り、この様な速度を維持する理由はないのです。これらのビル群は事前に仕掛けられている時限爆弾によって爆破解体されたと考えないと、つじつまが合わないのでした。

 911発生当時に勇敢な物理学者が自然崩壊説に異を唱えていましたが、四面楚歌となって職を追われています。正しい事を言えない世界こそ科学の世界でしょう。政治権力の介入に逆らえないのでした。
 左下の航空機の突入状態から明確な事は、この部分の支える力が弱くなっており、崩れる場合はこの場所に対して方向性を持つ力が生まれるのです。その結果はがれきの分布がこの方向性を持つ事になるのが自然の物理です。
 その結果で、オレンジの円の中心位置は、WTCビルのそれぞれの中心から弱い方向へとずれて行かなければ、その上部の崩れを説明出来ないはずなのですが、ここは爆破解体なので真下にしかがれきが落ちないのです。
 もちろん現実は上図にある様に、ほぼ真下に広がり崩壊しています。これを爆破解体と呼ばずに自然崩壊とするのは、物理を無視した嘘科学です。当時は燃料で溶け出すだのくだらない嘘が蔓延したのでした。下から支える力が均衡を失っているのに真下に向かう事など不可能です。幼稚な科学と言うよりも、銃のカルトの世界であり、権力者に逆らうと銃で暗殺されるという事でしょう。繰り返すように、ここに民主主義など育たないのでした。

 911を監視していた自然と人霊達は、2019年の9月6日以降の地の声で、911の情報公開を進めています。現在進行しているアブカイクとジュバイルへの攻撃が起きるのであれば、311で報復すると脅しているところです。
 911の関連では金融博物館に911を組み込んで見せており、国際金融資本が起こしたテロこそ911であり、WTC7のSECにあったはずの証拠類と、関連企業だったWTCビルのキャンター・フィッツジェラルド証券では618人もの死者を出しています。関係資料ももちろん消えたでしょう。他の金融機関では出社数がゼロに近いところもあるので、ここは犠牲にされた側の企業でしょう。米国債のトレーディング企業であり、その実績を消されたに等しい犯罪行為でした。
 同じ事が国際金融資本の差し金で、アブカイクの石油施設で起こされています。ヤラセの攻撃なので証拠物件がイランからでは届かない小型のUAVと、命中精度に検証のない巡航ミサイルの残骸を出しています。これでイランを批判するのはメディアを使ったあからさまな詐欺でしょう。

 この項目の最後は暗号通信文の解析結果のご紹介です。WTCビルとNYSEでの911における情報公開の組み込みです。
 ここではWTCビルが爆破解体された時の破片で損傷し、恐らく爆発物で崩壊した第7ビルのSEC・証券取引委員会と、WTCで破壊された米国債トレーディングのキャンター・フィッツジェラルド証券が証拠隠滅の対象であった事を教えているでしょう。
 WTCで解析するとSEC爆破、WTC爆破に加えて情報公開が最も強調されています。キャンター・フィッツジェラルド証券をCFとして探したところで20番目にCF隠滅が確認出来ています。被害は偶然ではなく狙い撃ちだったでしょう。情報公開の結果でUSTBくずや財政破綻など、現実化する可能性を見せています。
 NYSE・ニューヨーク証券取引所で解析すると、911が情報公開されて、軍産(議会)複合体が崩壊すると出てきます。SEC証拠にも情報公開が進んでNYSEは暴落という警告をしています。
 911委員会の政府の公式報告書はこのレベルの金融犯罪について全く触れておらず、政府が犯罪行為を隠蔽していた事は明確です。
 続きは項を変えてのご説明です。

2)アブカイク石油施設への攻撃の不自然さ
 この記事を書き始めた時には、サウジアラビアが偽の証拠を提示して、アブカイクには巡航ミサイルは届かずUAVによる攻撃であったと公表していました。この内容は攻撃の結果に論理的に合わないので、軍事技術関係のイラストの作成など、それなりに説明努力をしていました。
 9月30日にCBSニュースから、アブカイクへの攻撃の動画が公表されました。そこには何と巡航ミサイルが写っており、ニュースの帯も巡航ミサイルです。もうこれまでの嘘は通用しないでしょう。サウジアラビアにはアブカイクの攻撃について、改めて説明し直す義務があるのですが、誰も何も言わないのがフェイクニュースの世界です。
 政治的にはサウジアラビアで実権を持つ皇太子MbS、ムハンマド・ビン・サルマーンが政敵に真実を流されて、嘘を崩される状況です。米軍もがんばるしフェイクニュースも同じなので、すぐには失脚となるわけではないでしょうが、軍産議会複合体と運命を共にするだけです。情報公開の中でトルコでカショギ記者を殺した報いを受けるのみならず、王国その物を民主化に向ける事件になるかも知れません。
 以下説明イラストの紹介を編集して載せます。

 ロイターが流したサウジの公式報道では、アブカイクへは無人機18機とミサイル3機が向かい、ミサイルは当たらなかったとされています。マルキ報道官の説明とされています。
 当時のニュースは9月19日の物であり、CBSの動画のニュースは9月30日でアブカイクの攻撃画像が公表された物です。
 普通に考えれば、9月19日の報道は嘘であり、UAV攻撃へのリスクをあおる目的でしかない事が明確であり、加えて巡航ミサイル攻撃とすぐに分かるのに、サウジの当局は意図して嘘の情報を流した事も明確です。
 もう二つ論点があり、一つは、動画の中にタイムスタンプがあり、攻撃が3:43と3:46に分かれていた部分が明確になった事です。被害状況を見ながら攻撃を仕掛けている様子が時計から分かりました。数打ちゃ当たるではなく、精密な攻撃であると言う事です。
 もう一つは左の画像からです。月明かりは画像の右側からです。この時攻撃を左側から進めないと、月明かりが爆発のガスと炎でかき消されてしまい、照準を狂わせるでしょう。これを避けるために左側から攻撃している事が明らかです。
 巡航ミサイルの画像を確認しながら攻撃出来る技術は米軍にしかないでしょう。この技術を使えばこの攻撃が可能ですし、分単位に進展する被害状況も確認して攻撃を実行出来たでしょう。
 この動画ではLPGタンクに穴を開けたのは巡航ミサイルであり、被害は約14基のタンクです。一通りが巡航ミサイルであった可能性が高いでしょう。パトリオットなどの防衛網も、イラクの米軍には簡単に突破出来るはずです。

 後はもう説明が不要に感じるほどですが、過去のイラストの説明を転載しておきます。

アブカイクの石油施設を破壊した精密誘導の巡航ミサイルシステム
 軍事情勢においては、米軍の垂れ流す嘘を西側では誰も修正しないし、ホルムズ海峡でタンカーがミサイル攻撃された時も、乗員の証言を無視してイランの機雷説をニュースにしています。
 イエメンのフーシ派が、アブカイク石油施設への攻撃を表明していますが、以下の2種類の武器ではこの種の精密攻撃など不可能でしょう。8月17日にはサウジ南部のシェイバ油田に1000kmを超えて10機で無人攻撃をしていますが、大きな損害を出せていません。今回の攻撃とは精度が全く異なるのでした。イラストの左は本日公表された攻撃の結果です。下にグーグルの現地の写真を載せます。
 攻撃は30mサイズの11基の円形のタンクを個別に識別して、無駄な重なりが出ないように配慮された高度な物です。現地の4時前とのことで、夜空の満月の明かりが西からです。この月の光で明るく見える所に誘導されていることになり、非常に高度でしょう。飛んでいるところを見られないための巡航ミサイルの夜の攻撃です。
 フーシ派の攻撃を事前に知り、これに合わせて軍産議会複合体がサウジの国内で巡航ミサイル攻撃を行ったと考えると、結果を簡単に説明します。
 911同時多発テロではアルカイダの計画を利用して、それを乗っ取りWTCビルとペンタゴンを自分達で破壊していますが、今回の手法はそれと同じでしょう。

イランと米国の巡航ミサイルの性能差
 米国とロシアの巡航ミサイルは進んでいると思います。冷戦の時代から技術開発でしのぎを削っており、誰に聞いてもトマホークで巡航ミサイル攻撃をするのが米軍であると答えるでしょう。1991年の湾岸戦争でも、2003年のイラク戦争でも大量の巡航ミサイルが使われています。2003年などはイラクに対する夜の攻撃がトマホークで行われていたはずでした。
 一方のイランですが、米国とずっと争いをつづけており、西側の進んだ武器など非常に少ないでしょう。ネット上のネタかも知れませんが、2001年にロシアの巡航ミサイルを闇ルートでウクライナから入手したと出てきます。ここから開発が始まり量産を目指しているとのことですが、現状が右側の写真です。
 イランの武器の発表会での公表で射程が1350kmで、昼間に飛ばして目標に届いたとされています。まずは最低限の性能を満たした程度でしょう。核弾頭を運ぶ目的の巡航ミサイルのレベルでしょう。
 精密誘導のレベルは不明瞭ですが、誰が考えても開発中の武器であり、前線に配備されて、過去何万回も使われてきた実績のある武器ではないでしょう。加えて下の写真では、2018年になってやっと艦船からの発射が可能になったとしているのでした。
 この種の武器の場合、誘導をどうするかが非常に大きいでしょう。ロシアと中国のGPSを借りるしかないでしょうし、貸す側は自国への脅威の増大に備えることまで必要です。その中にあって、どこまでの機能が使える物か、イランの好きに出来る物ではないはずです。
 米国の現状には説明がいらないかも知れませんが、調べた結果は夜でも10m以内に着弾可能です。加えて現在は巡航ミサイルの画像を衛星リンクで発射母体に戻し、照準のやり直しや目標損傷の確認にまで使えるとのことです。
 1枚目の画像に出した着弾の様子を見ると、巡航ミサイルの突入による小さな穴状の着弾に加えて、4つのタンクでほぼ同じ位置への着弾が確認出来ます。これなど3m以内の着弾でしょう。
 この着弾は取り込み画像から地形を画像照合して得られる物であり、目標への確認も夜の月明かりでの画像状況を予測してデーターを準備して送り出した物でしょう。誤爆して巡航ミサイル本体が公表されると困るはずであり、入念に準備した結果でないと、夜に複数箇所の攻撃を成功させることは米軍でも難しいでしょう。
 今のイランの技術水準では、タンクの同じ位置に着弾させるのはほぼ不可能ではないかと思います。

9月14日の攻撃はLPGタンクと一部の蒸溜塔しか破壊せず、石油価格の操作が目的であって大規模破壊ではない
 イエメンのフーシ派が攻撃したことにされているアブカイクの石油精製所ですが、公開された被害状況には大きな偏りが見られます。もしフーシ派が本当に石油精製施設への大規模な打撃を仕掛けたなら、精密攻撃であることが明確なので、ターゲットを他に変えていたでしょう。
 目立つ部分は、17カ所の攻撃で、3カ所が蒸溜塔、残り14カ所がLPGタンクでしょう。しかも不思議なことにLPGタンクに穴が空いているだけで、内部のLPGガスと一緒に大爆発を起こさないのです。これは巡航ミサイルから爆薬を抜くレベルと思えます。攻撃を受けたことが重要であって、その後の回復時間の短縮に明確な配慮があるのです。
 LPGタンクの上部を夜に3mの精度で攻撃出来るなら、下側を攻撃するとLPGが漏れ出して誘爆して大きな被害になるでしょう。これも避けています。
 湾岸戦争の時には、撤退するイラン軍のせいにして、多国籍軍も油井と製油所を破壊しています。今回も原油をくみ上げる部分を破壊すると、生産が止まる部分で大きな被害でしょう。今回はこの部分を攻撃せず、精製塔も残りが多く、LPGを除いてすぐに半分とか回復出来るレベルでしょう。サウジも1/3に9月16日で回復すると非公式に流すほどであり、価格操作が横行している。
 このレベルの精密攻撃に実績があるのは米軍だけであり、米国のシェールオイルからのLPG販売を一時的に増やす意図まで明確になっているでしょう。こんな偏った攻撃でフーシ派がサウジアラビアの仕掛けた戦争への復讐的対処などあり得ないでしょう。
画像へコメントが二つ
 湾岸戦争の時、嘘に使われた石油まみれの鳥は事前準備であり湾岸由来ではない。
 タンカー攻撃でも乗務員はミサイルと証言するのに、機雷除去の動画を公表した米軍の嘘。

匿名の米政府高官として軍産議会複合体の嘘を垂れ流すCNNを始めとしたフェイクメディア
 アブカイクへの攻撃にドローンとミサイルが使われたと、匿名の米国政府高官が情報をねつ造しているところです。どの様な証拠を出してくるかはこれからですが、嘘のベースにあるイランのドローンを紹介しておきます。
 2011年12月6日にイラン軍は、「戦闘機・地上からの攻撃ではなく、電子的に侵入し着陸させて奪った。損傷はほとんどない」という声明を発表し、鹵獲されたRQ-170を放映した。同12日、オバマ米大統領もそれを本物であると会見で認め、正式に返還を求めた。
 この機体を3年かかってコピーした物が右の画像です。ネットの拾いものなので信頼性が低いかも知れませんが、イスラエルが撃墜した話があり、武装されていることまでは確認されています。
 この機体を使ってアブカイクへクウェートの北側を通って行くには、片道で800kmあります。武装すると当然燃料が減るのでこの航続距離を維持することなど無理でしょう。しかも撃墜されずイランに戻るのですから、高度なステルス性能も必要でしょう。
 この機体はアフガニスタンで米軍が監視を目的に運用した物です。アフガニスタンの大きさから考えて往復1600kmは可能だと思えますが、ステルス性能は低いでしょう。RQ-4の撃墜事件が示すように、B2レベルの機体で高度なステルスなど、コピーの性能では出せないでしょう。見つからずに長距離を飛ぶことなど不可能でしょうし、これが可能なら米国のパトリオットを始めとして、防衛ミサイルシステムは無能でしょう。当然ですが武装部分のステルスはないので、米軍の機体よりもレーダーによく映るでしょう。
 武装抜き機体でアブカイクに先に到達し、後続の巡航ミサイルへの照準を助ける役割には可能性があるかも知れませんが、これも高度な技術です。17~19発の後続の巡航ミサイルにデーターを転送して照準を確認するのは、いきなり本番で出来る技術ではないでしょう。
 この種のコピー武器には元機よりも性能が劣ると言う事が宿命です。特に巡航ミサイルなど小型のジェットエンジンが作れないのです。真似の結果は短い航続距離であり、イランの現状はトマホークの半分です。
 この機体のジェットエンジンも、コピーで性能が出せるほど、簡単な技術ではないはずです。米国高官の垂れ流す嘘は無知な人を騙したいだけの幼稚なレベルでしょう。
 サウジの政策担当者が恐れているのは、中部と東部に淡水を供給している同国東部・ジュバイルの淡水化施設が攻撃され、数百万人の水が失われる事態です。 次の目標でしょう。

3に続く