自然の力と意図の存在を教える大規模地震の仕組み3

5)CO2貯留、ダム湖の人災地震と自然の関与
四川地震、中越沖地震、中越地震、北海道胆振東部地震の説明

四川地震
 四川地震は、ダム湖が地殻に水を注入して引き起こした人災地震です。遠方からの刺激で固着点を操作されて、最後はマグマ溜まりと同じ自分で自分を動かした種類の地震です。ダム湖から注入された水は広く断層に沿って拡散し、この地震を大きくする準備にされていたでしょう。
 断層は利用された2つの主要構造線の物ではなく、インド亜大陸がユーラシアプレートを押して出来た、力の方向に沿った断層です。この種の断層がたくさんあるところで水を注入して滑りを良くしたという状況であり、ダム湖の下で激しい破壊が起きたあとは、断層面に沿って破壊が進展し、インド亜大陸からの力の向きに沿って、水の流れにも合わせて、歪みを解放したのでした。どう見ても人災地震です。死者は約7万人で、世界規模では14位です。
 この断層は非常に複雑でありかつ、インド亜大陸からの押しだけではなく、四川盆地が生み出された時にも、複雑に折り曲げられているので、弱さと同時に方向性を強く持っているのでした。約500万年前に太平洋プレートが回転運動を大きく起こして回転方向を変えた時に日本列島が3km以上上昇した話を説明しています。同時にこの時大規模な構造線が生み出されており上海から中国西部に到る構造線と、北海道辺りから中国西部のもう少し北側に届く構造線です。
 この時この構造線が変化を生み出しており、それまではインド亜大陸は大陸プレートを水平方向に押せていたのですが、ここで構造線が出来て切り離され、高さも東から押し上げられて変わったので、チベット部分が上に乗り上げる様に上昇する動きがこの時から生み出されたのでした。チベット高原の誕生とヒマラヤのリフトでしょう。
 現在の重力異常を人工衛星で計測すると、チベット高原には高い価、四川盆地などの周辺には低い価が見られており。地下のマントルがチベット高原の上昇のために流動している様子が確認できるのです。その影響で四川盆地は一度海に沈み、海水の影響で平野になったのでした。一方のチベットの山々は高いままですので、四川の地震の起きたエリアでは一度海側に大きく傾き、今の位置まで角度を戻す折り曲げ運動を起こしたのでした。その結果で南西から北東に向かう断層が複雑に走るのでした。
 この説明は信じにくいと思いますが、四川盆地内部には若い山脈が後から作られて残されています。若さは雨の浸食の少なさであり、潰された方向の主要な山脈の形を他よりも良く保存しているのでした。チベット側の山脈との比較でも明らかですし、同時期に生まれたとこちらの予測する、米国東海岸の山脈ともよく似た浸食レベルでした。主要な山脈の形状が残されており雨で浸食されて途切れ途切れになっている部分が、古い山脈との比較で少ないのでした。
 この特殊事情がさらに四川地震の破壊力を増す部分で役に立ったのでした。

四川地震 2008年5月12日 14時28分 M7.9 月齢6.6

準備の地震
日本からの構造線上の地震
2008年5月 7日 16時 2分 茨城県沖 M6.2 月齢1.6
2008年5月 7日 16時16分 茨城県沖 M6.1
2008年5月 7日 16時45分 茨城県沖 M6.9

 これらは新島・神津島のマグマ溜まりを利用して遠方にエネルギーを届ける45度の選択での地震です。M6以上が3連続であり効果は大きかったでしょう。

マリアナからの構造線付近の地震
2008年5月10日  6時51分 マリアナ沖 M6.8 月齢4.6

 この時間だと月の出前であり、合成力は地平線方向です。この理由を考えると、同時刻が四川では2時間40分前となり、日の出前の30分前、月の出の5時間前となり、一方は地平線方向ですが合成すると45度より低いマグマ溜まり向けの動きです。受け取る四川での状態を良くする選択でしょう。
 この意味で日本側では送り出す側に負担のある選択です。四川では月も太陽も真上に近づくので、遠距離の受け取りには適しているでしょう。それぞれに意味があり、直前として月の状態を考えて、この位置関係を選んでマリアナの地震を起こしたのでしょう。
 本震の発震は、被害を広域にする選択です。マグマ溜まりとしてのダム湖下部を持ち上げて広げる動きです。月と太陽で45度方向に東西でした。通常の構造線の発震とは事なり、マグマ溜まりが膨らむ手法でしょう。加えて周囲の岩盤を持ち上げて広げるので、破壊を広げやすかったでしょう。その結果で四川から北東に大きく断層を破壊して被害を広げたのでした。

 人間が自然の動きを理解せずに大規模構造物を作ると、その派生する被害を予想できないのです。日本の明石海峡大橋と同じタイプの人災であり、断層に水を注入した結果なのでした。この意味でダムの安全性には十分に確認作業が必要であり、中国の場合特に、三峡ダムはマリアナ南部からの主要構造線上にあり、そうふ岩からの構造線の交点にもなり得るのです。自然にとって起こしやすい、確率的にも起こりやすい種類のM8レベルの大地震の起きる場所であり、破壊されるリスクは大きな物になります。
 もし破壊すると下流の億人単位の命に関わるでしょう。中国と戦争をする可能性のある周辺国にとって、このダムは口に出さないだけの攻撃目標でもあるのです。日本の原発も同様の口に出さないだけの攻撃目標であり愚かな政治ですが、自然を侮る愚かさは各国に共通でしょう。
 この種の現実にも私たちは向き合う時であり、自然を大規模に人間の都合で振り回せると考えるのは、愚かです。事故が起きてから、私たちはあまりにも未熟な科学しか持てていなかったと後で知るのでしょう。
 三峡ダムで言えば、元々水が流れていた場所なので四川よりも耐久性はあるでしょうが、そうでないエリアも含まれており、広域に破壊を進めているでしょう。そして、M8の地震に耐えるダムを考えても、それが現実的に達成出来ていると考えることは無謀でしょう。地下の断層の状況を知らないでしょうし、今まさに断層を生み出してもいるからです。
 こちらのリスク管理で対処するなら、安全でない原発同様に元に戻すべき場所の筆頭になるでしょう。洪水対策用に残せば一部が役に立つかという所です。一カ所に負担を集め過ぎているのでした。水蒸気の発生も含めて周辺環境を非常に大きく変えているでしょうから、これを元に戻すレベルの運用が望ましいでしょう。億人単位の人命をリスクにとって進めている事業であり、政治家と中国共産党のメンツなど問題外の人権尊重です。
 四川の地震の現実を知った後では、四川大地震の約7万人の死者は、この現実を明確にするための犠牲者達だったと言えるでしょう。無視すれば将来の億人単位の犠牲者になるのでした。これから世界で起きてくる、構造線型の大地震の現実を見てから、各国が政治のあり方を変えるべき時でしょう。

中越沖地震、中越地震、北海道胆振東部地震
 これらの地震はCO2貯留施設の問題であり、CO2超流動体の地下への拡散とその影響による地殻強度の劣化が問題です。経産省は地下の破壊を無視しているのでした。うえにCO2ガスが出てこなければ良いと考えているのですが、既に大きな地震を3回も起こされているのに問題に向き合おうとしないのでした。企業の利益の犠牲になるのは周辺に住む人々であり、地震災害は人災以外の何物でもないのでした。
 世界中で行われているCO2貯留事業ですが、地殻の破壊であって後から地震を誘発する様に変わり、対処に莫大な費用がかかって無駄な事業に成り下がるでしょう。
 この関連は記事があるのでそちらを参照下さい。ここではCO2貯留施設をマグマ溜まり同様に扱い、今後の為に構造線の動きと、月と太陽の条件を明らかにしておきます。

中越地震
2004年10月23日 17時56分 M6.8 月齢9.0
準備の地震
2004年10月 6日 23時40分 茨城県南部 M5.7 月齢21.5
2004年10月17日  3時54分 茨城県沖  M5.7 月齢 3.1

 準備の地震は、6日の分が新潟までを揺らして直接調整です。17日の分は新潟の手前までですが、こちらは構造線を刺激しているでしょう。
 6日の月は月の出から1時間、日没から6時間半で、90度以上の乖離です。地殻を持ち上げる動きで遠方への影響力でしょう。17日は日の出2時間前、月の出4時間前です。こちらは45度の選択でマグマ溜まりへの配慮です。
 中越の地震は栃木県の釈迦岳のマグマ溜まりが影響力を強く持てるので、17日の地震で構造線経由でのマグマ溜まりへのエネルギー渡しでしょう。最後はここが動けるので利用するのでした。
 本震は、月が東寄りの真上で、太陽は日没後です。90度以上の乖離であり双方の力を利用できたでしょう。月で持ち上げて太陽で広げるです。マグマ溜まりを生かしていると言えるでしょう。最後は長岡のCO2貯留施設がマグマ溜まりとなり、自分で動けたと思います。
 現実としても普通の断層型と異なる破壊を生み出しており、楕円形に破壊が続く状況で、特定の断層に依存しない広域でした。こういった所に特徴の出た地震でした。

中越沖地震
2007年7月16日 10時13分 M6.8 月齢1.6
準備の地震
2007年3月25日  9時41分 能登半島地震 M6.9 月齢6
2007年6月22日  3時34分 石川県西方沖 M4.6 月齢7

 この地震の準備は他とは事なり、能登半島地震が準備のメインだったと思われます。この地震が起きることで、6月22日の地震付近を通り柏崎に到る構造線を、4ヶ月かけて活性化したと言えるでしょう。位置は多少ずれていますが、この大きさだと数ヶ月の余震期間です。これを構造線の調整に当てたのであり、最後の6月22日はM4.6としょぼく、新潟の一部が揺れただけですが、これで十分だったのだと考えます。
 この関係は、2016年の熊本地震の前に薩摩半島西方沖で2015年11月14日に起こされたM7.0の地震と同じです。九州を広く揺らし、その後に中央構造線につながっている領域を余震で動かし続けていました。その最後がミャンマー地震からの刺激であり、数十時間後の発震でした。あれだけ大きな地震になった理由が、準備側の地震の中央構造線領域の破壊でした。この位置での西からの押しが東に向かってどんどん強くなったと考えて良いでしょう。
 6月22日の物は日の出前1時間、月の出前8時間ですので、マグマ溜まり型です。白山のマグマ溜まりを利用して準備したのでしょう。
 本震もマグマ溜まり型であり、45度からの刺激でした。ここでも破壊域のCO2超流動体が、柏崎の海側でマグマ溜まりの様に流動して、破壊を促したのでした。

北海道胆振東部地震
2018年9月 6日  3時 7分 M6.7 月齢25.7
準備の地震
2018年8月29日  7時35分 M6.4 マリアナ諸島   月齢17.7
2018年8月11日  3時12分 M6.0 セベロ島(クリル)月齢29.1
2018年8月 8日  0時12分 M5.6 三陸沖      

 三陸沖は普段から揺れているので意味が大きいかは不明瞭ですが、広域を揺らしたのでマリアナの地震の影響を通しやすくしていたと思います。関東から北海道までを揺らしており十分だったはずです。
 29日において月は地平線、太陽は45度方向で多少低いですが、マグマ溜まりの角度であり遠方にも配慮ありの動きです。
 11日は新月であり3時ですと45度より浅い程度でマグマ溜まりの角度で遠方にも配慮ありです。苫小牧のエリアにこの二本の構造線でエネルギーを届けて、最後はこれらと自分自身のマグマ溜まりとしてのCO2超流動体でしょう。
 本震は月は45度より浅く出てから2時間、日の出は2時間後であり、合成力は地平線の方向です。月と太陽は角度があるので上下に広げる動きでした。
 断層としては厚真に届く物が破壊されたと考えており、この意味では合成の水平成分が使われています。上下成分でCO2超流動体も動かしていると思いますが、今後の課題としておきます。
 方向としてはマリアナからの力を利用していますが、角度がついており、ここにCO2超流動体の出番があると考えています。続きは時間のある時に検討します。微弱地震のデーターも含めて断層がどの様に破壊されていったのかを調べることが必要な状況です。

6)南海トラフと311地震の連動を制御できる自然の仕組み

 311地震が3連動になった仕組みは、別記事に詳しく説明していますのでそちらを参照下さい。基本的な部分は月と太陽の関係を離れてもそのまま正しいと考えています。富士山のマグマ溜まりの軸線の押す力が強いので、ここに衝突する固着点が生み出されると、一通りを破壊して突き進むという話になります。311地震のメインは栗駒山と富士山ですが、衝突の証拠である震源の島は3つのプレートに応じて生み出されており、中央の栗駒山の部分が破壊されたことで力が他にも逃げて、破壊を広げていったのでした。
 火山は一つが活性化すると、隣の火山にも活性化が移りやすいのです。これはマグマ溜まりの潰れの動きが、物理的にも圧力変動で隣りに伝わるからなのでしょう。
 東北地方においては、この連動を何とかするか、富士山におとなしくして頂くしかない感じです。前はこの理解でした。今後は月と太陽の位置の利用でもう少し現実的に連動を防げるとなります。
 南海トラフは別の事情をかかえています。これは中央構造線の存在です。ここを適切に動かすと、御嶽山が東南海地震、白山が南海地震に関わるのですが、このそれぞれを中央構造線上の大型地震に変えられるのです。連動地震よりは良いという程度ですが、3連動の高い津波に洗われるよりは、遥かに良いでしょう。
 この点実際に2016年の熊本地震以降で、自然はこれを実演して見せていました。当時富士山が台湾に地震を起こす必要があったので、その準備でした。中央構造線を動かすことで、火山の影響が富士山のマグマ溜まりにぶつからない様に配慮をした上で、台湾付近にM6地震を何度か繰り返していました。台湾の蔡総統の誕生時に、軍部がクーデターを起こそうとしており、これを止める目的でした。今の政治の動きを牽制する地震の動きと同様なのでした。

 実演してくれているので、この手法で連動地震を止められると考えてきましたが、中央構造線を動かすのも大変な話です。いつでも出来ることなのかは、不安になって当然でしょう。歴史が繰り返す中では、連動を止められない時が来るかも知れないという話でした。
 過去の連動と、連動しない時の区別がどの様な物であったのか、中央構造線の動きもそれぞれの火山のマグマ溜まりの動きも、古くてデーターなしです。確認のしようがないと考えていたのでした。
 その状況下で構造線の地震を学ぶこととなり、ここまで進んできたのでした。阿蘇山の動きのおかげで月と太陽に注意できる様になったと言えるでしょう。もちろん忙しいから時間がないので進まないだけの科学でもあるのです。常に何かに追いかけられる様にされていますし、くだらない時間つぶしにつきあわされて無駄に時間を失うこともしょっちゅうです。お金もないので動けない部分が大きくあるのでした。
 地震の事については、微弱地震を使えなくすると言う科学の進歩を止める邪魔までするほどの意固地な連中なので、彼らとしてはその補償で進める科学でしょう。現実的にも、この争いのためにあの世においてきた科学を取り戻しているだけであり、連中に恩を着せられてもその様には感じないのです。

 ただただ争いのためにうまく進めないことを我慢している状況でありこれが本質です。神を名乗ったところで人霊達は、私たちの祖先であり人間の死んだ奴らです。肉体を持たない部分の欲が強くなり、意地悪ばあさんとインチキ爺さんのごとく、達成感を求めて人間に関わるのでした。それが人霊達の性でしょう。もちろん蓄積された知識と、集合体としての高い精神性を理解するのですが、人間にも本来持てていた物です。争いのためにあの世に知識も歴史も科学も預けているので、一般の方には嘘の宗教観に毒されて神にすがる姿勢がすぐに出るのでした。こうなると人霊達の達成欲の犠牲にされるだけなのです。過去の宗教書に現れている現実でしょう。使い捨てできる物として人命を軽視するのです。
 この世としては彼らとの共生なので、人間の欲だけでは成り立たず、彼らの達成欲にも配慮が必要であり、今ここでくだらない資金繰りと、嘘つきの人間のくずと呼ぶ程の、争いに勝つための嘘の9分9厘の手法に従わざるを得ないのでした。悔しいところですが、連中に騙されてもそれが必要であるとする、彼らの導きを重視するという、本筋を外せないのです。「嘘の9分9厘の劇場の中に、彼らの演出したい誠の一厘」の出番を待たされているだけの状況です。
 誤解のない様に書き足しておきますが、これはミロク神が信者を集めるために都合の良い書き方であって、その他八百万の神々が協力して現状があることを、無視しているに等しいのです。彼らの都合の言葉であり、社会全体を表すには偏った表現なのであり、ここまで彼らの嘘に苦しむからこそ批判をしているのです。自然も含めた八百万の神々の協力協調でこの世界から偽善の存在達を追い出すのであり、彼らだけの努力で勝利をつかみ取るのではなく、彼らは多くの存在が目標を明確にするための旗印でしかないのでした。彼らの一厘の努力でこの世界が変わるなど嘘その物と言えるのであり、勝利は八百万の神々の努力の結晶です。詳細は地球の過去を説明する二つの月の記事にてご説明します。
 先史文明の遺跡に明確に刻み残されている369の旗印は、恐らくアンドロメダでの人間と人霊の失敗を基に、自然と人霊が共同で人間を監視できる仕組みだったと言えるでしょう。結果の現実に現れています。加えて、ここで旗印としての369を批判しないと、369が神の宗教となって宗教を排除する、この争いの本質を失わせるのです。偽善の求めるこの種の支配の宗教こそなくすべきであり、嘘にすがらせる物など間違っても永続しないのでした。その他の八百万の神々に大きな批判を浴びて、本質的な力の差が歴然とする中で立場を失うのみでしょう。

 月と太陽の関係は、暦が正しいと信じられる間は遡れます。多少の狂いがあっても、月齢のレベルはまだ信頼できるでしょう。時刻は当てになるか心配ですが、記録に残された状況判断に従うところです。昔の人は時間の感覚に注意があるので、その表現から状況を推し量るのが今の私たちでした。
 ここまでを加味して続きの解析です。まずは311地震に向き合います。3連動地震における月と太陽の関係です。

311地震
2011年3月11日 14時46分 M9.0 月齢6.3

 月は真上に近い東寄りで、太陽は45度に近いでしょう。合成力は上を向く状態で東西に広げる力を持てるマグマ溜まり向きで、遠方に力を届けることの出来る配置でした。後1時間早くても、さらに被害を広げることになったでしょう。
 念のために構造線型の影響があるかを調べましたが、特にマグマ溜まりの軸線上に大きな地震はありませんでした。この意味で明確に富士山と栗駒山のマグマ溜まりの活動の結果での発震でしょう。これが311地震の現実です。意図して起こす物以外の何物でもないのでした。

 続きはこれと比較すべき、5つの南海トラフの地震です。

南海地震
1946年12月21日 4時19分 M8.0 月齢27.4
 この地震は発震してエネルギーを抜き取ることが目的ですが、紀伊半島南端で津波が6.9mも起こされて死者1330人です。以下の東南海地震でも1223人ですので、311地震の約2万人は連動地震の津波被害の大きさを教える物でしょう。
 月と太陽の位置は地平線に近く、広域地震を防いでこの結果でした。311地震との比較は東南海地震の分離と合わせて重要でしょう。

東南海地震
1944年12月 7日 13時35分 M7.9 月齢21.2

 この地震においては、太陽は45度よりも少し大きく西寄りで、月は没後1時間半です。合成力は地平線方向に近く、構造線型の地震であって遠方にエネルギーを届ける配置ではありませんでした。この条件が重要であり、連動を防げる様子です。

安政東海地震
1854年12月23日  9時頃  M8.4 月齢3.2

 この地震において太陽は45度の方向で月は1時間ほど出る前です。合成力では地平線方向であり、構造線型の地震であり、遠方へ影響力を届ける状況ではありません。続きは32時間後です。

安政南海地震
1854年12月24日 16時頃 M8.4 月齢4.2

 前の地震から32時間後とされており、17時でもおかしくないですが、不明瞭であるとしておきます。17時で月は西よりの真上で太陽は地平線を過ぎたところです。合成力は45度よりも低く少し上向きでしょう。どちらかと言えばマグマ溜まりの動きです。
 この地震は起きれば良い物なので、白山のマグマ溜まりの動きを助けたと言えるでしょう。意図して動かした側です。

宝栄地震
1707年10月28日 14時頃 M8.6 月齢2.5

 東海、東南海、南海地震の連動タイプです。月と太陽の合成力は45度よりも少し高い程度であり、マグマ溜まりの地震で、遠方への配慮のある位置です。真上には向いていませんが、月は真上に近いでしょう。影響力も大きかったはずです。今の推定時刻なので、多少早ければさらに遠方へ影響力を届ける配置でしょう。連動故に津波被害が大きく死者約2万人です。

 以上の様に、連動する時と、連動させない時では、月と太陽の配置に明確な差があるのでした。古い物は時刻に曖昧さが伴うのですが、それを加味しても明確な差があると言えるでしょう
 この意味で地殻の緊張を月と太陽が生み出す部分は、地震の発震メカニズムに大きく影響している部分が明らかでしょう。配置が地震の発震機構であり、その広さと大きさまでも制約するのでした。
 南海トラフの3連動は、自然にとっては制御可能なイベントでしょう。自然と協力協調できれば、3連動を防いで被害を減らすことに大きな可能性を見ていることになるでしょう。繰り返しますが、自然の嫌う原発、5G、JRリニアを推進する安倍政権では、大きな津波被害を出さざるを得ないでしょう。自分達の利益しか考えていないので、他者の不幸など問題外でしょう。この種の人々に政治を任せる悲劇です。変えられる未来でしょう。

7)自然の予告している日本と世界の地震の状況について

 11月28日現在の状況のまとめです。

敦賀原発・若狭湾の地震
 11月22日と26日に阿蘇山の噴火を伴わせて、インド洋の中央海嶺からから阿蘇山のマグマ溜まりを経由して、若狭湾に到る構造線を刺激しています。震度1レベルの震動が敦賀原発の100km手前まで届いている状況下です。
 これに交差する三重会合点からの地震は、M2以下レベルで構造線上に地震列を見せている時があるという程度です。ヤラセとの区別がつかないのですが、太平洋プレートの回転運動と、阿蘇山のマグマ溜まりの力が衝突している状況かも知れません。
 阿蘇山は連続噴火中の噴火まで演出しているところです。敵を騙すことには十分でしょう。後はいつ動くかだけです。構造線の刺激は月の1周分が普通のリミットですので、22日から1ヶ月が現実的な動きの範囲でしょう。現状はこれまで通りに裏切られており、モラルの低さが全開でしょう。嘘つきの人間のくず状態ですが、自分達の未来を失う前に、そのうちに動くでしょう。

柏崎刈羽原発の地震
 この地震は関東域の地震の影響を受けるので、富士山の動き次第でしょう。釈迦岳のマグマ溜まりを刺激していつでも動ける状況下です。
 時々柏崎刈羽原発の南側を通る構造線を刺激する地震を起こしていますが、統計的に数が多く当てにはならないでしょう。この意味でも釈迦岳の動きや、他の構造線の動きに注目が必要でしょう。特に動きなしであり後回しに見える地震です。

秦山の原発の地震
 目立つ物としてはラオスの地震がこのエリアを刺激しています。鬼界カルデラがメインであり、薩摩硫黄島と口永良部島の噴火に現れていますが、結果にはまだつながらないところです。
 こちらもいつでも動ける状態を作って、自分達の望むタイミングを計るだけの状態でしょう。交差する台湾からの構造線も、台湾側から間接的な刺激を続けているところです。

20-NOV-2019 23:50:44 19.45 101.34 6.1 10 LAOS

広東の原発の地震
 この地震は11月14日のモルッカ海のM7.1地震と、15日のフィリピン西方沖の地震M4.8で構造線が刺激されています。17日のマリアナ地震M5.7も同様ですが、影響は小さく牽制目的でしょう。
 12月14日の前後までには結果を出すかも知れません。

米国東海岸の地震について
 11月16日に大西洋中央海嶺のレイクジェーンリッジでM4.6の地震があり、偽善の側への牽制をしていますが、具体的な動きには乏しいでしょう。
 ワシントンに近いコップの森と、ニュ-ヨークに近いサウスアンボイが、構造線の交点としてのマグマ溜まりとして、動きを警告している場所になります。アメリカのサーペントマウンドと、マチュピチュの遺跡からの警告でした。
 元々動きの少ないアメリカですので、変化を待つ所です。この二つのマグマ溜まりには、長い年月をかけた歪みが溜まり込んでおり、2011823におけるミネラルの丘の様に、M6レベルので動きが可能でしょう。さらに大きく出来ているかも知れませんが、計ることが難しい状況です。
 ピナケイト火口群と、イエローストーンという2つの大きなホットスポット火山が、これらの発震に関係する可能性が高そうです。この意味でこれらの場所への注意が重要な地震であると思います。
 後で調べて確認したのですが、2011年7月26日のM6.0のカリフォルニア湾の地震と、8月22日前日のM5.3のコロラドの地震は、それぞれが構造線を刺激する地震であり前者は中央海嶺の意図的な動き、後者はピナケイト火口群と、イエローストーンの動きで誘発出来た可能性が高いでしょう。前者はこちらにとって明確であり後者は難しい種類の地震ですので、準備に時間をかけたのでしょう。加えて遠方にエネルギーを届ける条件です。この現実があるので、今回も前兆が演出されるかも知れません。ミネラルの丘には刺激がある方が動きやすかったと言う事でした。前者は同様にコップの森を動かせるのもヤラセらしいでしょう。

 11月28日の3時でこの状況です。敦賀原発の状況が緊迫しているので無理しての作業ですが、相変わらず裏切られている様子です。演出に溺れる演出がしたいらしく、いい迷惑ですが、現実的な動きこそ重要な局面です。
 良い方向に進めることを願っています。ここまで人間としてこちらを無駄に苦しめて困らせる以上、相応の責任を追及する事になるでしょう。人霊達の達成感のこの世界のおけるマイナスにも情報公開であり、神を名乗ったところでこの世と異なる欲は理解されにくい欲でしかないのです。共存に向けた調整が出来るだけであり一方的なあり方は続かないでしょうし、どうやってもこちらの認める物にはならないでしょう。
 自然にも人間への牽制の目的があってのくだらない嘘の連続だと考えています。人霊も自然も、お互いの関係性を考えての行為であり、一時的にくだらない嘘で優位に立っても続くことなどないでしょう。ここまでしてでも人間を牽制したいという関係性の表れであり、物事を適切に動かす上で彼らが問題を抱えている部分は明白でしょう。
 人間も過去の歴史を知り科学を取り戻し、あるべき姿を追求しないと連中に価値観を曲げられる状況です。あるべき姿を求めてがんばりましょう。連中に出来ることとは、預けた物に関して嘘をつくことが主力であり、人間が預けた物から、無意味に近い達成感の利益をどれだけ取るかでしょう。
 敵との争いに勝つことがまずは優先です。その後は彼らの達成感など、これまでに人間を苦しめてきた嘘の九分九厘の主体でもあり、どんどん削り取ってあるべき姿を取り戻せるでしょう。時間はかかるとも、過去の実在であった当時の人間達のあるべき姿を取り戻し、そこからさらに先へと進むべき段階でしょう。

稲生雅之
イオン・アルゲイン