富士山のマグマ溜まりと熊本地震の影響5 5月9日 5月12日追記

 こちらのページに記事を更新してゆきます。九州の状況は多くのことを教えてくれています。

稲生雅之
イオン・アルゲイン

5月9日追記
 今回の新月の前後では玄海原発の位置に小さく一つだけ地震が起きています。この意味は多くのことを語っており、多くの人に神なる者の存在がどの様な物であるかを伝えることになっていると思います。
 小さく一つである理由がどう考えても、こちらへの協力を拒みたい存在である事の証明であると思えるからです。もし大きく揺らしたいと考えてM5レベルを望むとすれば、そこに偽善側がエネルギーを注ぎ込むことで簡単にM7レベルにすることが出来て、玄海原発に臨界事故を起こして放射能漏れを大量に起こせた状況です。これを防いでここに問題があることを教えようとすれば、微弱な揺れを起こして伝えることになると思われます。
 この場合偽善側がエネルギーを注いでも大きな地震にはならないレベルに調整するので、今回の様なM1前後の小さい地震になると思われるのです。

 もしこの場所に問題のあることを伝えたいのであれば、この小さな地震を複数回起こして異常を演出すれば良いだけですが、現実の結果はただの一度であり問題を伝えることが目的ではないのです。
 ここから導かれる答えは簡単な物であり、この地の地震を司る存在達は、現時点でこちらの情報公開に協力的ではないと言う事です。反対かと問われるとそれは違うのであり、小さく一つの地震を起こすことで自分の立場を表現しています。人に大きな不満があり解決を望むが、まだ人を信頼出来るレベルではないと判断していると言う事だと思います。
 人を信頼するならば、複数回の小さな地震を起こせばその意図が伝わる状況にありました。それをすることなく一度で止めてしまう意図は、人に対する不満の存在にあると思います。期待はあれども現状では信頼出来ないと伝えていると思える状況です。

 同時にもう一つ言えることは、この程度の地震を起こすことは出来ても、人に影響力を大きく起こせる存在ではないと言う事です。自分達に出来る事の限度を知っており、人にそのあり方を拒否される場合に自分達の存在が大きく脅かされる物であることを理解してると思います。
 力なき存在は大きな力を持つ存在に翻弄されて、自分の生存を確保することに苦労していてもその状況が理解されないことをよく知っていると思います。人がハエなどの害虫を殺すことしか考えないことを考えてみて下さい。
 多くの存在が人のあり方に不満を持っていることを教える目的で、今の状況が生み出されていると思います。過去の二度の文明の崩壊において、多くの種がその時に大きな迷惑を受けているでしょう。結果として人が起こしたこの問題を理由にして人を信頼出来ないと偽善の側は語り動いていると思います。ここにも迷惑を被った存在達への配慮が必要でしょう。偽善の側の存在が人を騙して支配する事が一番の問題なのですが、この現実的な部分まで彼らの理解がまだ届かないのです。過去において敵との戦いに集中してきた事が、この結果を生み出しているのでしょう。

 私達は本当に地球の過去について何も知らないのです。過去からの経緯で人という種が他の存在達から受けている扱いを知らないのです。この部分を理解して彼らとの共存を考えないと、この先に進めないと言う事を彼らが教えてくれているのでしょう。
 現実の問題としては彼らの様な存在こそ、偽善の側に立ってこちらを攻撃する存在であるのであり、私達が彼らに対する配慮をしっかりとしなければ共存出来ないことを表していると思います。他者への配慮を忘れなければ良いのであり、私達に出来る事です。偽善の側に嘘で騙されている彼らへの配慮が重要であることを表していると思います。私達も地球の永続を重視しなければ、私達に生存を脅かされる他の種に攻撃されるのです。自己の利益に溺れることなく多くの種との共存共栄が基本である事を教えています。

 私達は5月5日に玄海原発に臨界事故につながる地震を起こすと、神事をする人々に脅されていました。彼らは9月23日まで猶予すると言われたとしています。
 この事があったのでこちらも玄海原発の関連についての情報を解析して提供してきました。この日に向けた動きはありましたが得られた現実は小さな地震一つであり、そこから導かれる答えは人を脅したい存在の事を考えてほしいという物でした。
 彼らの様な存在こそ簡単に偽善の側に与するのであり、私達がしっかりしなければ、自己の利益に溺れず地球全体の未来を考えるようにならなければ、簡単に未来を崩されることを教えているのです。

 こちらは先史文明の人々が私達に残した願いを現実化するように動いています。彼らは多くの遺跡と遺産を残し、敵である偽善の側の行いに情報公開の光を当てる事で彼らが消えてゆくことを望んでいました。多くの人々に民主主義が求められる現在の文明において、嘘で成り立つ偽善の支配は情報公開により簡単に崩しうる物なのです。
 問題は偽善の存在に大きくあるのであって、彼らに支配される人の問題ではなく彼らから切り離せる物なのです。あの世の彼らは宗教的な物を通じて人を支配し、人を分断して争わせて利益を望んでいます。ここに光を当てることで、人々が彼らの宗教的な物に騙されないようにすれば良いのです。彼らはあの世の見えない存在であり、この世界の人々が相手にしなければ、存在しないに等しい物になるのです。先史文明の人々が望んだ彼らとの戦いに対する勝利はここにあるように思えるのです。偽善の行為に光を当てることで、自然にこの方向に進むと思います。

 私達は先史文明の残してくれた遺産から、彼らとの争いの現実について知る必要があるのです。この理解は現在の地球の状況を知ることにつながり、私達の進むべき道を考える基礎になるのです。
 こちらは現在先史文明の遺産に光を当てるために、大きな地震を当てようとしています。4月14日の熊本地震に大きく邪魔されていますが、3月中旬以降明らかになった富士山を揺るがすほどの地殻変動が現在進行中です。富士山のマグマ溜まりに関連して起きる地震を止めることなど誰にも出来ないでしょう。彼らの力の及ぶレベルには遠いのです。
 先史文明の人々の望んだ未来に向けて、私達が正しい選択を出来るように地球の過去の情報を伝えてゆきたいと思います。その為の地震予知も富士山のリスクを伝えるためにも続けてゆきたいと思います。こちらの資金繰りの苦労にご協力をお願い出来れば、未来に続く活動になるでしょう。地震予知から得られる利益だけでも十二分にこちらを潤せるのですが、様々な情報公開の方が重要でありそれだけに集中する時間もありません。地震予知は多くの人の利益になるのであり、気象庁の仕事にすべきと考えています。こちらは必要な情報を公開する本の印税で当面を凌ぐことが可能です。それまでを何とかすることにご協力頂ければ幸いです。

5月9日追記2
 新月の影響は今日までくらいに考えていますが、9時半現在太陽風が時速約640kmまで上昇し、電流値も7倍程度あり約20時間継続しています。状況をイラストに説明しましたので参照下さい。熊本地震と比較してもリスクは高い状況です。
 この電気の流れが収まって2~3日後までリスクが経験上残ります。ここまで注意期間が伸びてしまいますが、自然が相手ですので注意の継続をお願いします。
 本日9時までの震源分布からは、秋田駒ヶ岳と富士山の交点に小さな物が出ています。ここにも注意が必要になりました。
 天候が回復して後に電気の影響は現れやすくなります。晴れている場所も含めてリスクの高まりへ注意をお願いします。

 5月8日の微弱地震は静岡エリアに加えて三河に一つと三重県北部の山沿いに一つでした。どちらも中央構造線の関連部分と思われ、このエリアの調整地震に可能性があります。ここしばらく大きな地震につながらなくなっているので、この抑制が今も効いていると考えると現状でも大きくてM5程度だと思います。熊本地震ではなく富士山が抑制していると思えてきています。
 富士山のマグマ溜まりは活性で、日本の微弱地震を抑止し続けています。

 微弱地震の抑制の理由を検討していたのですが、気象庁のデーターと普段利用している公益法人のデーターに差があることに気づきました。4月1日以降のデーターには信頼がない状況であることが明確になりました。公益法人でどうしてこの様なことが起きるのか分かりませんが微弱地震の抑制は起きていないと思われます。ここまで足引かれるとは思いませんでした。気づくのが遅かった事にも情けない思いをしています。熊本地震で更新が停止した時に気づくべきだったのでしょう。
 状況の詳細は明日改めてここに載せます。現実にM5やM6など強い地震の抑制が起きていることは現実ですが、微弱地震の抑制は起きていないと思います。富士山のマグマ溜まりが富士山位置を南東方向に押すことで大きな影響が出ていると思いますが、この評価を微弱地震から行う事には意味のない事が明確になりました。実際にこの押しが地震を抑止している部分を熊本地震の統計評価で明確にする必要がある状況です。
 これまでの様に使えるデーターベースを探す必要もありますが、現時点の地震の予想その物はマグマ溜まりの群発地震と交点を利用している部分はそのままです。微弱地震を利用する部分をどの様にするか検討することになります。
 これまで正しかったデーターベースを改竄されているとは思いもよりませんでした。関連した予想がおかしな物にされていた部分があったと思います。お詫び致します。

微弱地震関連のデーターの改竄について
 これまで信頼してきた公益財団法人 地震予知総合研究振興会のHPが提供している震源データーに改竄が行われていることが明確になりました。
http://www.adep.or.jp/
 2016年4月1日以降のデーターは信頼出来ない状況にされています。微弱地震の数が大幅に減っており、地震全体の数にも大きな影響が及んでいました。
 これまでこのHPの提供する情報が気象庁由来であり、地図における拡大縮小などの利便性が高かったので利用してきました。
 こちらは4月1日の東南海エリアのM6の地震以降、富士山のマグマ溜まりの活動が活性化したこともあり、微弱地震が起きなくなったと勘違いしていました。同じ時期に重なったことでこちらの勘違いが起きた物です。
 もともと地震の震源データーは今公表している防災科学技術研究所の物にしても、気象庁の公表地震データーと一致しない部分を持っています。地震波形の処理などで不明瞭な部分がある物を除外するなどが差になって表れている物だと思っていました。
 現実はこれとは異なる悪意のある物でした。科学においてデーターの改竄はSTAPでさんざん批判されている物なのに、この公益法人は震源データーの改竄を行っています。可能性は低いですが気象庁の元データーに何らかの不具合が存在する事も一応考えられるので指摘しておきます。

 こちらの地震予知は、以前は微弱地震による物だけでした。現在はマグマ溜まりの活動とプレート運動の影響を加味した物になっており、群発地震とGPSデーターも利用した上での予想です。微弱地震の予想に妨害を受けても、何も出来なくなる状況ではなくなっています。この部分が悪意の側には誤算だったのでしょう。どちらかと言えば噴火に関連する現象を当てようとしており、群発地震とGPS変動に注目していました。
 こちらが進めようとしている情報公開に足引かれる現実が生まれてくることは、ある程度予想していました。それはどちらかと言えばこちらが大きな地震を当てた後で起きてくる物が多いと予想していました。現実は熊本地震による大きめの地震の抑制と、この微弱地震の予知への妨害です。熊本地震は偶然とみられて普通ですが、信頼してきたデーターベースの改竄は予想外の物でした。
 こちらは科学者が嘘をついて政治を利用し利用されながら、国民の利益よりも自分達の利益を追求する部分に光を当てたいのです。これまでここに書いてきたSTAP関連の理化学研究所のマネジメントと原発事故報告書関連の科学者に加えて、地震予知が出来ないとしたい地震学者もこちらに向けた具体的な悪意を見せていました。
 その一部の人々がこの様な信じがたい改竄をしている現実があるとは思いませんでした。恐らく言い訳も準備されており、こちらが今クレームをしても何の進展もないと思います。本に書いてしっかりと光を当てることで、その悪意がどこにあって何を望んでいたのか、明確に出来る流れを作れるようにしたいと思います。
 微弱地震のデーターが上手く利用出来ないのは大きなロスですが、気象庁のデーターベースには見にくいながらもデーターは存在しています。どの様にするかはこれから時間をかけて検討しますが、大きな地震を当てて本を出して批判するのが筋であり、今時間をここに投入する余裕はほとんどない状況です。資金もなく身動きが取れません。
 大きな地震を当てる上での正確さを失わされている状況ですが、事前にこの状況を公表出来ることと、事後に彼らに予知活動への足を引かれたことを明確に出来ます。無理せず対処してゆく事になる予定です。
 5月10日 稲生雅之

5月10日追記
 9時現在ですが、太陽風は時速約650kmで電気は3倍強流れているままです。丸二日の影響ですが、今のところ日本にも世界にも大きな地震は起きていません。このまま何も起きないですむかは分かりません。日本については大きめの地震への抑制が続いており、この原因を明確にする必要がある状況です。
 熊本地震はもうすぐ始まりから1ヶ月です。大きな揺れからプレート変動まで様々な影響を及ぼしてきましたが、そろそろ落ち着いてくると思いたいところです。現実は14日の半月に向けて再び活性化が起きる状況にあります。
 今回の活性化は桜島が4月末に起こした地殻変動由来です。薩摩半島西方沖の地震が収まるまで影響は続くと思います。新月の条件では水平の歪みを解消することが難しかったはずなので、熊本地震の始まりと同じ条件の半月は影響があるはずです。
 M5やM6の地震が起きにくくなっている現実は、統計的に評価出来る物です。以前公表したように熊本エリア以外では大きな地震が起きにくくなっています。熊本地震から1ヶ月たっても変化がないなど明確にする必要のある状況です。
 過去に大きな揺れの深度地震が、日本の東北エリアの地震を1ヶ月程度抑制出来ているというデーターを公表してきています。今回もそれに準じる物なのか、それとも富士山の山体を揺らすほどのGPS変動が、ゆっくりとした動きを通じて大きめの地震を抑制しているのかを明確にする必要のある状況です。
 本日の震源には薩摩半島西方沖が加わり、相変わらずの影響を熊本と阿蘇エリアに送り出しているところです。東南海エリアにも小さな地震が一つ起きており、ここにもリスクが存在する事を明らかにしています。
 本日公表のGPS変動でも、富士山は周辺とは異なる動きを見せていました。富士山のマグマ溜まりの活動は活発です。

 熊本の南側に地震が起きやすくなっている理由を検討しました。結果は霧島山のマグマ溜まりの影響と考えます。霧島山は活動的ではありますが、大きな影響を及ぼす事のない状況だと思っていました。
 実際には桜島と熊本地震が霧島山の西側のマグマ溜まりを活性化しており、この影響が川内原発につながる地震の広がりになって現れていました。
 同様に川内原発についても検討しました。イラストから分かるように既に桜島のマグマ溜まりの影響を受けていることを明確に表す、線上に並んだ震源群が生まれていました。
 現在震源分布を4月14日以降で表示出来るソフトが利用出来ない状況なので、本日までの30日分のデーターで見てみて下さい。桜島から西に延びるマグマ溜まりの活動域が川内原発付近の下を通過していることに間違いはないと思います。
 三河地震の予想に際して、マグマ溜まりの活動域と中央構造線の活動域がリスクの高い交点になる事を指摘してきました。実際に熊本地震以降のプレート運動に際して、地震も数多く生まれる場所になっています。現状ではM4クラスですが、これは日本全体での地震の抑制が影響していることによると思います。状況次第で大きなエネルギーで動くことの出来る場所であることは間違いないと思います。1945年の三河地震はM6.8でした。このクラスかより大きな物が原発を直撃するのです。
 川内原発を比較して見ると、状況は同じであることは明らかです。この場所の海側に中央構造線の続きが存在していることは震源の分布から明確です。現時点でも薩摩半島西方沖の群発地震が熊本エリアに歪みを送り出すルートになっており、影響が及んでいることも現実です。

 川内原発エリアにとっての大きなリスクは、桜島の大噴火が近づいていることです。桜島は桜島直下の小さなマグマ溜まりに加えて、北側の姶良カルデラに非常に大きなマグマ溜まりを持っており科学も認める現実です。このマグマ溜まりの大きな噴火が近づいているのはこちらも科学の認める現実です。
 桜島は1914年に大噴火し、大隅半島と地続きになりました。このレベルの大噴火の時期が近づいており多くの人がその状況に警戒しているところです。
 この大噴火が起きる時に川内原発付近に大地震が起きても全く不思議はありません。しかも今回の様に桜島の噴火につながる地殻変動から薩摩半島西方沖の群発地震が起きて、川内原発前の海に沈んで隠された中央構造線を大きく刺激することは誰にも簡単に予想出来るでしょう。その結果活性化した断層をさらに下からマグマ溜まりが強く刺激して、大地震を起こす事になる可能性が非常に高いのです。
 マグマ溜まりの潰れが群発地震を起こし、火山の噴火にもつながっていると言う現実は新しい科学です。これまで知られていなかった為に川内原発も、玄海原発もこの真上に建てられてしまっているのです。伊方原発も断層の真上であり下にはプレートの沈み込み帯があり、地震の巣になっています。同様に大きなリスクを持つでしょう。
 電力会社とこれに協力する御用学者と御用裁判官がこれらの原発の再稼働を進めています。阿蘇山の噴火は今回の熊本地震で実際に起きた物であり、この様な地殻変動から大きな噴火に至れば玄海原発に臨界事故を起こす可能性が高いです。桜島の噴火も同様に川内原発に臨界事故を起こす可能性を高く持っています。この噴火の時期も近づいており非常にリスクの高い状況です。マグマ溜まりの科学の観点からは即刻廃止すべき原発です。燃料棒を速やかに抜き取り他へ移す必要のあるレベルです。
 これらの原発は私達の向き合うべき大きな問題であり、地震と噴火の予知の科学が広まる時に、多くの人が構造線上の地震の大きさなど隠されてきた問題の大きさに驚くことになると思います。伊方と川内は悪質な条件を知った上での建設であったと思われ、責任を取らない行政の問題がここにも現れていたのだと思います。

 15時過ぎで太陽風は時速590kmに低下して来ていますが、電気はまだ3倍強です。気になる変化が樽前山を刺激する位置への地震です。現在も前回のこの位置の地震で噴煙をほぼ止めていますが、地震の連続は地殻変動の影響と思われ、今後の群発地震や噴火の活動につながりやすい物になります。ここにも注意が必要です。

5月11日追記
 9時現在太陽風は時速560kmで電気は2.5倍です。あと一日この状況が続くのかも知れませんが、活動の低下は数値に表れています。
 イラストに載せた震源分布の変化は大きくありませんが、川内原発付近に一つ小さい地震が起きています。霧島の影響域との中間にも地震が起きており、熊本の中央構造線から続く断層の活動である事を明確にしてくれています。
 桜島は現在噴火活動中なので、少し大きめの噴火を起こして、この場所や川内原発にさらに近い場所に群発地震を起こすことも可能でしょう。大きな物にはしないかも知れませんが、リスクを伝えるには十分な活動が準備出来たのでしょう。今後の変化を見守るだけです。
 三陸沖には繰り返しM4クラスの地震が起きています。この分は秋田駒ヶ岳と言うよりも富士山のエネルギーがここで向きを変える分なのかも知れないと思います。大きな地震になるのは秋田駒ヶ岳の活動が活性化した時であり、状況は明確にならず今後の変化次第でしょう。
 オバマ大統領が広島を訪問すると言うニュースが流れました。核兵器なき世界へのアピールにつながると思います。それまでに目立てると放射能の反動の存在を伝えることにはなると思います。いきなりこの情報を口にすることは出来ないと思いますが、軍産複合体への大きな牽制材料になる事はすぐに理解されて、以後の情報公開につながると思います。あとは大きめの地震と噴火次第でしょう。ここまで変化を遅らせて引きずった理由があるなら、これは大きなチャンスです。大きめの地震の抑制は続いたままですが、変化は必ず起きて来ます。このタイミングに合えば情報の広がりに弾みがつくでしょう。

 桜島の活性化は、日向灘の南側で富士山との交点にも大きめの地震を起こせます。4月1日以降にこのエリアに富士山の影響が及び始めたと考えているので、今はまだ小さな歪みを取り除くM4クラスの地震が増えているだけです。
 霧島山と桜島の刺激はここを動かせるので、奄美大島からこのエリアまでリスクがあることを明確にしておきます。阿蘇山がここしばらくでため込んでいる歪みの方が大きいと思いますが、こちらは両火山の活動次第です。霧島山も昨年来の桜島の地殻変動の影響をため込んでいる分、噴火も含めて動きを生み出せる可能性を持つと思います。

 九州の天候の回復で霧島山の新燃岳の映像を見る事が出来るようになりました。これ以前と比べて噴煙の量が増えています。イラスト参照下さい。上記活性化の予想はかろうじて間に合いました。
 霧島山の領域は熊本地震に影響を受けて地殻変動を起こしています。この影響が現れ始めた物かも知れません。ちょっとした変化に対して雨水が入り込んで湯気になっているという可能性もあると思いますが、今後の変化に注意が必要です。
 上記の群発地震にもつながりますし、小規模な噴火につながる可能性もあると思います。地殻変動の影響次第でしょう。霧島山の西側の群発地震が増えていたのはこの活動につながることを表していたのかも知れません。

 心配していた樽前山にも同様の変化が現れていました。イラストに追加しましたので参照下さい。これまで以上の噴煙を上げています。
 ここ数日は地殻変動由来の地震が近くで起きた事もあり、噴煙はほぼ停止していました。再開時に大きくなりやすいことは、エネルギーが溜まるという意味で分かりやすいと思います。天気が悪いのでよく見えない部分もありますが、普段の長さ100mに対して横の長さで600mはあると思います。
 最終的に小規模噴火に分類されるかは今後の気象庁の調査結果次第だと思いますが、今後の活動がどの様に変化するのか、注意が必要です。苫小牧エリアの地震も現実味が出てきます。
 二つの火山には電気の流れが影響している部分も大きくあると思っています。火山のマグマに電気が流れやすいことは明確な現実であり、3日ほど大きな刺激を受けてきた結果が今の噴火に近い活性化にあると思われます。
 噴火と地震の予知の実績は、電気を計測する重要性が理解されることにつながると思います。本日の双方とも予知出来た活性化です。

 新燃岳の噴煙は強まっており、火口から立ち上る高さも大きくなりました。イラストに紹介した韓国岳でなく、新燃岳の下からのアングルのカメラにも写るようになりました。暗くて分かりにくいですが、紹介します。
 噴火に至るのかを検討したいのですが、震源分布が使えないので困っているところです。気象庁側から調べようとして、気象庁がデーターベースを4月14日以降はM2以下が反映されていないとコメントしている事に気づきました。4月1日の分から同様なのですが、何か作業にトラブルがあるのでしょう。悪意がどの程度あるのかは分かりませんがデーターの公表を待つしかなさそうです。どうして一部のいい加減なデーターを載せているのか理解に苦しみます。
 ざっと調べた範囲では、火山性地震は霧島山の複数の場所で4月14日以降で活性化しています。影響は継続中であり、噴火につながる事を否定する物ではありません。
 本日の変化に対して影響が大きいと思われる物は、昨日5月10日のM3.5の地震です。この影響でマグマ溜まりの潰れが進んだのかも知れないと思います。震源の天草・芦北より似た距離の雲仙岳と霧島山の地震波形を火山の地震計から比較しました。雲仙岳の方が強く揺れているのに、速やかに減衰しています。これに対して霧島山では揺れが大きさを保って長く揺れています。マグマ溜まりの揺れが霧島山につながっているので火山下部の共振が起きてエネルギーの減衰が少なかったのだと思われます。分かりにくい表現ですみませんが、霧島山のマグマ溜まりの潰れが起こした地震であるという特徴があるという事です。
 この事から考えると、マグマ溜まりの潰れが今の活性化をもたらしているので、噴火に至る可能性にも備えが必要だと思います。阿蘇山のように小規模の噴火ですむと思いたいのですが、阿蘇の例という程度しか根拠がありません。GPS変動はそれなりに大きいので、この分の影響が大きければ大きな噴火につながってゆく可能性も否定出来ない状況です。
 今後の変化に大きな注意をお願いしたいです。リスクサイドからは数日の間少し大きめの噴火になっても良いように備える必要があると思います。

 本日22時43分に熊本県天草・芦北地方でM3.7深さ10km震度3の地震がありました。この地震は新燃岳を活性化した昨日の地震とほぼ同じ震源の群発地震です。
 どれくらいの時間で新燃岳に影響するのか分かりませんが、今の活動をさらに進める方向への働きです。今後の噴火など状況の変化にさらに注意が必要になりました。

5月12日追記
 新燃岳の噴煙は昨夜よりも少し小さくなっています。樽前山が近傍の地震の影響で噴煙が止まった例に似ている部分を感じています。上記22時43分の地震の影響の可能性がありますので、その影響が強まる時に再び噴煙を上げると思われます。
 実際にはどうなるか様子を見るしかありませんが、地震波形は熊本県天草・芦北地方の今回の地震も霧島山のマグマ溜まり由来の特徴を持っていました。このエリアの群発地震と噴火の相関は強いと思われますので、地震活動が弱まるまで噴火に対しての注意が必要だと思います。
 桜島も地殻変動を起こしている位なので、その活動は活発です。川内原発の近くの中央構造線への地震がもう一つ少し強まって起きています。イラストに描いたもう少し北西の群発地震も桜島由来の可能性があります。その場合桜島が爆発的噴火などを起こすかどうか、注意が必要です。
 桜島の4月末の地殻変動は、薩摩硫黄島の4月30日の噴煙の強まりに出ていたのかも知れません。口永良部島の噴煙も本日は大きめです。先月の最大と同じレベルですので、多少の活性化です。この領域の東側の海域の地震が活性化しています。群発地震が富士山のマグマ溜まりの軸に交差するところでは大きな地震になりやすい状況が続いています。ここにも注意が必要ですが、低い確率の問題に見えています。
 樽前山は天候の影響で映像が見えません。確認出来たところで情報をお伝えしたいと思います。

 もうすぐ10時半で太陽風は時速420kmまで低下しました。電気は1.7倍です。数値上の影響は小さくなりましたが、これからその電気の戻りが影響します。14日の半月の地震のトリガーにこの影響は重なるので、区別が難しい状況です。
 電気に関しては流れ始めにメキシコで起きたM5.9がこれまでの所もっとも大きな物です。あと少し変化に注意が必要と思っています。
 1週間のデーターで見ると三陸沖には群発地震の兆候が出ています。北海道東方沖もM5.7の地震の影響が残っているせいかもしれませんが、双方に富士山のマグマ溜まりの影響を感じる所です。それぞれ注意が必要です。
 阿蘇山ですが、桜島の起こした地殻変動由来の歪みをため込んでいるはずです。霧島山と桜島がそれなりに活発化している状況を見ると、半月の条件が阿蘇山にも影響するのではないかと思います。阿蘇山はマグマ溜まりが大きいのでこの種の歪みに強いかもしれません。これまでの所大きな余震につながっていないからです。
 歪みのエネルギーを解放する良い機会なのか、それとも被害を起こす大きな余震の発生になるのか区別がつかない状況です。今のところ遠隔地の群発地震に向けた動きは小さいので、阿蘇地区での揺れにつながるエネルギー解放であり大きめの余震のリスクの方が強いと感じています。本震から約1ヶ月であり同じ引力の条件になるので熊本地区も含めて余震には注意が必要です。熊本地区は阿蘇地区ほど歪みをため込む物(マグマ溜まり)が存在しないので、これまでの地震で調整が進んでいると思います。念のための注意です。

 12時17分に台湾付近でM6.4の地震がありました。琉球海溝の端と呼べる位置です。琉球列島にかかっていた力を調整することになるので、主に南側でしばらく地震を減らすことになると思います。富士山のマグマ溜まりが押す方向であり、こちら向きの関連地震は調整されたことになります。大きな地震になりにくくなりました。元のエネルギーが大きいのでM6はいつでも起きますが、しばらくは大きくなりすぎないと思います。
 世界では大きめの地震が起きたことで、電気の影響があったことをある程度示したことになります。この位置だと日本の大きな地震に抑制の影響なので、近い分九州の緊張緩和につながると思います。富士山の反対側もレベルの差はありますが、ある程度の抑制になるはずです。被害の出る地震にはなりにくい調整なのでしょう。
 この影響の起きる前から、薩摩半島の南側の深い場所の地震がおきています。この地震は桜島由来であり、これまで薩摩半島西方沖の群発地震を刺激し誘発してきた震源です。誘発される群発地震は熊本と阿蘇エリアに影響するでしょう。
 台湾地震の抑制も加わりますが、リスクサイドからは注意が必要になります。

 台湾の地震は同じ位置にM6.3が13時半に追加となり、調整を後押ししています。その後は北海道東方沖にM4.8が起きており、この分は富士山マグマ溜まり由来の分だと思います。
 樽前山の状況も監視カメラで見られました。噴煙の量は増えていますが、昨日ほどではなくなっています。山頂付近の噴気の吹き出しが多い様子で、風が弱いこともあって噴煙を大きく見せています。気象庁の評価を待つしかないでしょう。
 本日は火山の4月の活動が公表になり、2点ほどこちらの関心のある部分がありました。草津白根山も4月25日に噴煙を上げていました。この活性化は予想した物であり、当時噴煙と思われる画像も撮っていました。この時は同時に起きている雲の発生と区別がつかなかったので、公表しませんでした。周辺の群発地震による火山の活性化の例として樽前山と霧島山に続く実例になりました。
 もう一点は御嶽山の傾斜計変動が4月に大きくなったことです。GPSとの対応は分かりにくいですが、活性化に向けた変化なので噴火も含めた注意が必要なデーターが増えました。噴火の可能性は前回の2014年よりも低いです。御嶽山は噴火と微弱地震に相関があるので、過去の例に基づいた微弱地震で評価出来ないことが残念です。警戒されている火山ですので実害はないでしょう。
 上記で予想した薩摩半島西方沖にも地震が起きており、熊本と阿蘇エリアへの刺激が続きます。 新燃岳の変化も含めて注意をお願いします。
 昨日の夜から三宅島で火山性微動が起きて、傾斜変動も計測されたそうです。GPS変動も続いており火山活動が活性化している状況です。
 こちらとしては富士山のマグマ溜まりに押されて影響を受けるとした予想に結果が出ていることになります。今後の大きな変化につながるのか注意が必要になりました。

 17時4分に熊本エリアでM4.1深さ10km震度4の地震がありました。薩摩半島西方沖に地震が続いており、調整が必要な地震が生み出されています。14日の半月に前後して少し大きめの余震が起きる可能性が今回の実例の発生により明確になりました。注意をお願いします。前回同様であれば午前午後9時の前後4時間、午前午後6時と12時の前後2時間が大きくなりやすい時間帯です。

 21時12分に薩摩半島西方沖でM4.3の地震がありました。熊本と阿蘇エリアの地震を強める働きです。注意をお願いします。
 新燃岳も一時的な噴煙の低下が収まり火口縁を越えて噴煙を上げ始めています。こちらのにも同様の注意が必要です。噴火にも可能性があると思います。
 えびの高原側も少し噴煙が強まっています。御鉢は今のところ変化なしと思いますが、暗くて分からない部分もあると思います。霧島山全体に注意が必要です。

 22時56分にM2.8で震度3の地震が熊本エリアに起きています。上記薩摩半島南西沖の地震にすぐに対処出来る状況がある様子です。今後多少揺れが強くなるとも、この様にすぐに揺れて歪みを回避出来るという利点が今回はある様子です。大きめの余震も避けられないと思いますが、今の状況だと歪みのエネルギーをため込まず大きくなりすぎないように働きます。
 頻発する揺れがいつまでも続く事はありません。あと数日ですが揺れが収まるのは過去(前回)の状況に同じですので、そこまでを注意して頂ければと思います。一段落するまでこの状況を繰り返しますが、もう少し先のその後は大きな地震の少ない状況に戻るでしょう。