富士山のマグマ溜まりと熊本地震の影響12 6月14日 6月18日追記

 熊本地震の影響を抑えるための変化が進展しています。地殻変動による土地の隆起など結果が出るまで時間がかかると思いますが、他にも目に見える結果が出てくるかも知れません。大きな地震にならずに調整は進んでいます。

稲生雅之
イオン・アルゲイン

6月14日追記
 三宅島の活性化ですが、1時半にもM4.4を奄美大島の東方沖に起こしています。昨日のお昼からとしても12時間以上になる活動で、M4越えは7回目です。
 この地震の起きる30分程前に、八丈島の南東沖のプレート境界でM4.4深さ27kmの地震が起きています。フィリピン海プレートの北上を促す物であり、その直後に三宅島が反応して上記地震になっていると思います。九州部分の調整処理にもう少し時間が必要なのかも知れません。
 対応する九州の動きを見てみると、本来であれば奄美大島東方沖の地震によりフィリピン海プレートの西側の北上が促されるので、大分から伊予灘のある程度深い地震が誘発されるのが普通です。今回は大分の表層地震しかまだ誘発されておらず、三宅島が日向灘などの関連プレートを南西に押し下げている影響が出ているのかも知れません。この動きが止まると伊予灘に地震が起きて来ると思います。すぐに分かる結果になるか、1ヶ月先のGPS変動を見る必要があるのか、どの様な調整がなされたのか結果が出て来るでしょう。
 三宅島の活発な動きは近傍のマグマ溜まりを刺激しています。富士山は昨日茨城県南部に地震を起こしましたが、反対側の静岡県西部にも地震を増やしています。新島・神津島のマグマ溜まりは神津島近傍に地震を起こしていますし、伊豆東部火山群も東京湾周辺に地震を起こしています。今のところ大きくはありませんが、八丈島南東沖のM4.4地震の影響はこれから出てくると思われます。関連エリアには引き続き注意が必要でしょう。

 3時過ぎには宮城県沖にM3.9深さ50km震度1の地震が起きています。栗駒山の関連地震と思われます。フィリピン海プレートの北上の影響が出た物であり、この先さらに北側のマグマ溜まりにも影響が出やすいでしょう。内陸付近では大きな揺れにはならないと思いますが、活動的な富士山と三宅島の関連には注意をお願いします。
 紀伊半島から中部の続きですが、昨日の飛騨地震の影響なのか、御嶽山の群発地震が列を作り、小さいながらも活性化した状況を教えてくれています。御嶽山から三河までの地震に可能性がある事を表しています。三河から東南海エリアにはサインが出にくいので明確ではないのですが、富士山の状況が活性化しているので、交点付近にも注意が必要でしょう。どちらが揺れてもおかしくない状況です。小規模に噴火して一段落かも知れません。
 富士山は駿河湾にも小さな地震を起こしており、駿河湾地震にも可能性が出ています。こちらを動かす可能性も多少ありますので、念のために注意を書いておきます。
 本日公表のGPS変動変動データーでも、富士山の活動はこれまでと変わらない物でした。周辺とは異なる動きをしておりマグマ溜まりは活動的です。
 熊本地震の影響を抑える調整が一段落するまで、こちらの望むような変化は起きてこないと思います。もう少し辛抱が必要なのかも知れません。

 本日も諏訪之瀬島の噴火が続きました。11時頃です。奄美大島が押されている影響もあると思います。口永良部島と薩摩硫黄島は富士山に押された影響を残しているので、こちらにも注意しています。阿蘇山と桜島はいつでも噴火出来る状況だと思っています。

 12時39分に千葉県東方沖でM3.9深さ30km震度1の地震がありました。三宅島の活動から連鎖している分です。新島、神津島の群発地震の位置でした。揺れが続いているので、関東の揺れは大きくなりやすいと思います。M5クラスまで注意が必要でしょう。
 13時過ぎには再び諏訪之瀬島が噴火しており、活発な活動を見せています。昨日は3回噴火し本日は2回目です。一連の噴火が一段落し、伊予灘に地震が戻るときに大分も含めて少し大きく揺れる可能性が出てきているように感じます。

都知事選挙について
 舛添知事の辞任が近づいており、都知事選挙が7月10日の参議院選挙に重なるかどうかに注目しています。午後に不信任が提出されて可決される流れなので、自公としては無理してでも参議院の日程に載せてくると思います。
 前回の選挙で敗れた多母神氏が4月14日に東京地検特捜部に逮捕されています。その時はどうして今逮捕が必要なのか分かりませんでした。現状の分析からは、次の都知事選挙に彼が候補者として残っている事態が望ましくなかったことが分かります。
 サミットで安倍氏が中国への圧力を高める動きをしたので、中国は尖閣列島に軍艦を出してきており、紛争の発生するリスクが高まっています。この状況下で都知事選挙に多母神氏が参戦すると、票を大きく伸ばすどころか状況次第で当選まで可能性があるでしょう。中国が勇み足で動きを見せると衝突から始まる危機意識の高まりが、この行動を人々に取らせる可能性があったのでしょう。
 安倍氏が中国を挑発したような物ですが、氏にとってのこの続きは選挙後になります。徐々に紛争の発生に向けて対処がエスカレートする流れでしょう。
 今の流れのままに起きる都知事選挙は、参議院と同時選挙になるとアベノミクスの失敗を隠すのみならず、国民の呆れる舛添氏への不満を晴らすだけの選挙になります。国民が目を向けるべきアベノミクスの失敗は隠されるのみならず、中国の軍艦を引き合いに出して安倍氏の進めてきた集団的自衛権の行使など国防の重要性がアピールされる選挙にさえなるでしょう。田母神氏の逮捕も舛添知事のスキャンダルのタイミングも、これに合わせて準備された物だったと言う事になります。一方は国策捜査、もう一方は権力の準備していた政治のスキャンダル暴露であり、参議院選挙に向けた彼ら権力の演出でしょう。
 都知事選挙に誰を推薦するのか分かりませんが、自民と公明は猪瀬知事と舛添知事と続いた失敗の責任を取るとして公認候補は出さないかも知れません。その方がベターだと考えていると思います。彼らにとっては橋下氏でも東国原氏でも支持出来れば良いのではないかと思います。田母神氏に国防の専門家として口を出される方がやりにくいのでしょう。今の尖閣の防衛戦略など素人の作戦その物なので、尖閣で一度負けてから軍国化して戦いたいという隠したい目標に光が当たる可能性が出てくることを恐れていると思います。
 自民と公明には選挙で負けてほしいところですが、都知事選挙の状況次第では彼らの味方である維新の流れを汲む人々などにも、その問題性に光が当たる必要があるのかも知れません。民進党も含めて一部の人々は、結局米国の戦争を望む人々の言う事を聞いているだけなのです。
 政治の分析を書いても予想している変化が起きなければ、こちらのぼやきに聞こえるだけだと思います。戦争への流れが目の前にあるのにここまで動けずにいるのを悔しく思っていますが、都知事選挙の趨勢まで加味して動いているのかも知れません。台湾のクーデターを知り状況を調整してきたのであれば、今回も可能性はあるでしょう。ここまで待つために時間を失うにしても、自公以外の政党に分散した敵にも光を当てる大きなチャンスである事は確かです。

 15時20分に奄美大島北東沖でM4.2深さ20km震度2とM4.4深さ30km震度1の地震が連続してありました。諏訪之瀬島と富士山のマグマ溜まりの交点の群発地震になります。本日の諏訪之瀬島の活動は活発であり、この影響でもあるのでしょう。2回続く部分には富士山も押しているという状況を感じます。
 しばらく前に屋久島の東側で起きていた口永良部島と富士山のマグマ溜まりの群発地震は、日向灘を南に押し下げていたと思います。同様の地震が再び起きるかと思っていましたが、少し南側の諏訪之瀬島で同じ影響を及ぼす地震が起きました。こちらは富士山のマグマ溜まりの押しであり、三宅島に続いてこの作用を期待されているのかも知れません。後続を見るしかないのですが、口永良部島の噴煙も大きくなっていたので、屋久島の東側での地震にもまだ可能性があると思います。少なくとも富士山のエネルギーはたくさんある様子です。

6月15日追記
 昨日までの半月のトリガー時期で結果が出ると思っていましたが、ユーラシアプレートの調整が続く中で今日を迎えています。熊本地震の影響を調整する動きがもうすぐ一段落すると思われ、その後の状況を見るところまで情報を提供したいと思います。
 三宅島の起こし続けている奄美大島東方沖の地震は、23時半にM3.7、本日0時過ぎにM5.3、その後3時過ぎにもM3.6を続けており、活動は続いていました。いつまで続くのかは分かりませんが、九州エリアには変化が現れてきています。
 阿蘇から日向灘、伊予灘まで広範囲に地震が増えています。阿蘇から日向灘の分は、先日の調整により隆起を促した部分に近く、今回の日向灘の動きで隆起が加速された結果だと思います。阿蘇山の小規模な噴火も促せていると思います。伊予灘にも地震は起きていますが、予想よりも小さくまだ影響が強く出ている状況ではない様子です。
 薩摩半島の南側に深発地震が起きており、これから西方沖の地震が誘発されて熊本エリアの地震につながるところです。反対側では桜島の群発地震と思われる位置に地震が起きており、富士山の影響と重ねる可能性もあるかも知れません。ここも大きく揺れてもおかしくない位置ですが、桜島の噴火で済むのではないかと思います。
 紀伊半島から中部での地震は起きることなく、昨日22時31分の栃木県南部のM2.6深さ10km震度1の地震につながりました。調整が予想通りに進んでいることを表しています。

 これまでとの違いも現れており、紀伊半島の地震の予想から栃木県に結果が出るまでに長い時間が必要でした。ユーラシアプレートが富士山と三宅島に押されて東への動きがゆっくりになっていると考える必要があるようです。信じにくいところだと思いますが、無理して抑えた分が今日になって出てきており、淡路島から琵琶湖にかけて小さな地震が増えており、このエリアに歪みが増えていることを表しています。
 近畿地方の歪みが現れている所に、この先の調整終了時にはもう少し大きな動きが生まれて影響が重なると思います。どの様に調整が進むのかは起きて来る地震の位置と大きさから予想してゆく事になります。
 フィリピン海プレートの動きを大きく促す地震はなかったと思います。八丈島の南方で小さな深発地震が起きていますが、志摩半島の南側の分を含めて影響は小さいと思われます。丹沢山の地震が減少している状況がこの動きを表しています。
 昨日は口永良部島の火山への警戒レベルが下げられています。火山活動は低下しており順当な判断です。こちらの目では水蒸気噴火と思われる小規模な噴火がいつでも起きる状況です。同じ水蒸気噴火でも御嶽山とは異なり被害にはつながりにくいと思います。
 舛添知事の辞任がニュースで流れており、13時の本会議前には辞職する様子です。7月中と流されている選挙時期をどうするかはこれからですが、参議院選挙時に彼への非難を利用出来ることは明確になりました。
 現在11時前で、太陽風速度は時速約640kmで電気は2.4倍あります。動ける状況ではありますので、これまでの注意エリアに同様の注意をお願いします。紀伊半島から中部のエリアも含めてまた振り出しに戻った感じです。九州と関東も同様です。

 本日午前3時半ごろ、中国海軍の情報収集艦1隻が口永良部島の西で日本の領海に入ったのを海上自衛隊のP3C哨戒機が上空から確認したとのことです。情報艦は午前5時ごろ、屋久島の南から領海を出て南東に向かってゆきました。
 中国も国内の混乱から戦争を望んでいるので、現政権の戦争を望む人々に協力する事を選んでいる様子です。舛添氏の辞任に合わせた動きは、日本側の意図を察した物に見えています。戦争のリスクを日本の選挙における争点にしたい動きでしょう。
 演出もここまで出来すぎていると、崩れるときには脆いのかも知れません。人々の意識が今後どこに向かうのか、その状況次第でしょう。

 12時40分に大分県中部でM2.6深さ10km震度1の地震がありました。予想している分ですが、それほど大きくありませんでした。どの様な変化を伴っているのか分かりませんが、富士山と三宅島の動きが一段落しつつあるのかも知れません。後続にも注意が必要です。
 動きの変化にまだ判断がつく状況ではありませんが、ユーラシアプレートの東向きの動きを促す物である事は確かです。近畿と中部に変化が起きてくると思います。

 16時過ぎに宮城県沖でM3.4の地震があったくらいで、大きな変化は起きていません。九州エリアの様子を見ていましたが、日向灘の九州寄りに小さな地震が増えています。恐らく富士山と三宅島の調整が一段落してきた物と思います。イラスト参照下さい。
 三宅島は活発に噴煙を上げているので、まだ続きが残っているかも知れません。プレートの動きとしては結果が出てきているので、大分から伊予灘エリアに何らかの変化が生み出されたのではないかと思います。有感地震は上記のM2.6程度ですので、隆起が起きたにしてもGPS変動による1ヶ月後のデーターにより確認することとなるのでしょう。
 予想した近畿にも小さな地震が起きているので、これからこちらにも影響が出てくるところだと思います。

 夕方になって予想した薩摩半島西方沖にも地震が起きており、この先の熊本エリアに地震を誘発します。余震に注意をお願いします。
 桜島の関連群発地震が3カ所に広がっており、噴火を強くする可能性が出ているので書いておきます。三宅島と富士山に引っ張られている間にマグマ溜まりにマグマを少し多く取り込むことが出来た可能性があります。マグマ溜まり全体も影響を受けており群発地震を増やしていると思います。
 普段噴火している火山なので、諏訪之瀬島同様に噴火を当てていると思われない部分です。彼らが他の火山の活動に合わせて意図や意志を表したいなら、普段とは異なる強めの噴火になるかも知れないと思います。

6月16日追記
 紀伊半島と愛知エリアには、続きの動きが現れており揺れにつながる可能性を見せています。本日は天候も悪いので明日まで様子を見る必要があるでしょう。状況的にはそれほど大きな揺れにつながる事はなく、富士山と御嶽山、白山の活動次第だと思われます。
 昨日指摘した九州エリアの調整の終了ですが、調整が阿蘇山の西側のマグマ溜まりにも現れていたことに気づきました。昨日の震源分布図のイラストが分かりやすく群発地震の列を見せています。富士山と三宅島に南西方向に押し伸ばされたことで、この部分のマグマ溜まりが動けた様子です。
 6月の9日にも調整があり、この時は心持ち東側の調整が強かったと思います。大きめの震源が東側に偏っていました。今回はその続きだったかも知れません。
 こうなると大分の分がそれなりに調整されたのかよく分からなくなります。結果を待つしかないので現状では調整の存否が不明瞭です。大分近辺ではまだ揺れる可能性が残っているかも知れません。
 本日のイラストには九州でマグマ溜まりに影響を受けた部分を緑の楕円で描いています。昨日書いたように桜島にも群発地震が増えており、噴火の予想をしています。

 他のエリアですが、富士山と蔵王山のマグマ溜まりが5時41分に福島県沖でM4.0を起こしています。栗駒山のマグマ溜まりも9時44分に宮城沖でM3.1を起こしています。
 それぞれフィリピン海プレートの北上の影響ですが、北海道でも地震につながっています。内浦湾という北海道駒ヶ岳から20km、恵山からは30km程度の位置で9時過ぎにM2.3とM2.5の地震が連続しました。
 北海道駒ヶ岳のマグマ溜まりは恵山とも共通と考えています。この中間的な位置での地震でありどちらかと言えば北海道駒ヶ岳の活性化を表していると思います。気になるのは深さが10kmと浅く火山に近い事もあり、マグマ溜まりの活動としては噴火につながり易いタイプです。有珠山のマグマ溜まりと合わせてそれなりに活動的になっていましたが、小規模に噴火するのか注意が必要になりました。天候が悪く火口の状況は見えていません。噴煙をほとんど上げていない火山なので、多少水蒸気を吹き出す変化が起きる程度でも目立つ動きになるでしょう。
 関東のマグマ溜まりは小さな地震を起こし続けており、活動的な状況に変わりはないと思っています。三宅島が起こし続けた奄美大島東方沖の地震は丸一日以上停止しており、今後の変化に注意している状況です。
 一通り待つべきタイミングは終わったと思われ今日の変化には期待していますが、全国的にも天候が悪く難しいかも知れません。太陽風は時速約590kmと高速なままですが、磁場が北向きで電気はほとんど流れていない状況です。太陽風はまだ高速を維持すると思われ、変化は明日以降かも知れないと思います。噴火の可能性のある火山が増えており、北海道から九州まで複数の火山が短い期間に噴火することになるかも知れません。
 11時前に諏訪之瀬島近傍でM2.6の地震がありました。ここも今後の噴火につながるでしょう。

 FRBが利上げを見送ったというニュースが流れており、残念ですが仕方がない状況です。米国民主党の大統領候補もクリントン氏に決まった様に報道されていますが、サンダース氏はまだ諦めていないとのことなので、状況の変化にこちらも期待しています。
 これまで米国を動かしてきた資本家層はクリントン氏を押している様子で、オバマ大統領の支持も一応表明させています。現状の希望はメール問題とパナマ文書などに何か出てくるというレベルであり、サンダース氏もこういった部分に期待を持っているのではないかと思います。共和党ではトランプ氏が資本家層に反対する立場ですが、民主党の候補までその様になると、米国の未来にも変化が期待出来るところです。今も激しい権力闘争の最中にあるのでしょう。

 14時21分に上記と同じ内浦湾でM5.3深さ10km震度6弱の地震がありました。北海道駒ヶ岳のマグマ溜まりの活動と思われ、小規模ではない噴火にも可能性が出てきました。9時の地震時には火山性地震が1時間くらい前から活性化しており、恵山ではその傾向が見られませんでした。今回の状況は2時間くらい後にデーターが公表されますので、改めて確認します。
 北海道駒ヶ岳は噴火に際して近傍に地震が起きたり、八戸沖に地震が起きたりしています。今回の地震もその可能性が高い物になりますので、今後の変化に注意をお願いします。天気が悪く火口の状況は視認出来ませんが、変化はここ数日が要注意でしょう。
 マグマ溜まりの活動が本格的な物である場合、今現在活動的な富士山と三宅島のマグマ溜まりの交点にも地震が起きやすくなります。位置は三陸沖から十勝沖です。津波にも大きな可能性がありますのでここ数日は同様に注意が必要になります。
 八丈島の東方沖でM3クラスの地震が起きています。プレート境界の深さの地震になるので、フィリピン海プレートの北上を促すでしょう。大きなエネルギーではないと思いますが、影響が続いていることもあるので注意が必要です。上記の地震と関東、東南海エリアに影響があるかも知れません。イラストに状況を載せました。
 九州にも変化があり、霧島山の群発地震の位置にM2.1の有感地震がありました。その他の小さな地震も含めて列に見える所です。霧島山は新燃岳が5月に火口縁300m程の高さに噴煙を上げました。今回もそれに準じるレベルに噴煙を高めるかも知れません。小規模の噴火になるかは微妙なところです。
 14時42分にも内浦湾でM2.6深さ10km震度2の地震が続いており、本日4回目です。マグマ溜まりの群発地震であり、噴火と地震への注意を促しています。

 これまでの状況を見直したところ、5月25日の14時22分に青森県東方沖でM4.8深さ30km震度2の地震がありました。この少し前から青森県西部に深度地震が続いていた結果、北海道駒ヶ岳もこの時点で活性化されていた物と思われます。有珠山がその後噴煙を一時的に高めたこともあり、当時この分を有珠山の物と考えていました。影響は双方に及んでいたと思います。
 北海道駒ヶ岳の活動には2月から注意していました。ここに来て大きな変化が、先月末から始まっていた様子です。微弱地震の震源分布図を見る事が出来ればもう少し状況を解析出来るので、データーベースの状況が残念なところです。
 北海道駒ヶ岳の群発地震の発生が続いていたことになるので、噴火の可能性はあると思います。小規模に噴火するだけかも知れませんが、三陸沖から十勝沖の地震などは富士山や三宅島の影響で大きめの物になるかも知れません。しばらく注意が必要です。
 内浦湾の地震はその後も続いておりM2クラスですが、有感地震は17時前で合計6回まで起きています。活動的であり近傍では噴火にも注意が必要でしょう。

 18時前ですが、M1.8も含めて8回まで内浦湾の地震は起きています。回数の多さが気になるので、大きめの後続にも注意をお願いします。火山性の地震であると考えると、普通の断層地震とは異なり本震が大きく余震が小さくなると言うパターンには当てはまりません。マグマ溜まりのエネルギーがどこに現れるかなので、噴火前と考えると大きな地震を伴う可能性も否定出来ません。注意をお願いします。
 朝の時点でここまで注意出来れば良かったのですが、噴火に目が向いてしまい注意不足でした。まだ先がある可能性が高いので注意をお願いします。

 18時35分に茨城県南部でM3.6深さ40km震度2の地震がありました。富士山のマグマ溜まりの分だと思います。八丈島の東方沖の地震に影響された分だと思います。天候が悪い分、揺れが小さくすんでいると思います。
 関東の関連にはまだ続きに可能性があります。注意をお願いします。

 22時11分くらいですが、三宅島の起こす地震である奄美大島東方沖でM4.1の地震がありました。天候が悪く三宅島の状況は分かりませんが、まだ活動的な部分を残しており影響が出ています。この先九州にもう一度大きな影響が出るかは今後の活動次第です。23時35分にもM3.6を起こしており残りのエネルギーが放出されている様子です。
 力学的に見ると、奄美大島が押されるときには反対側の東北地方や北海道も押されているはずです。通常このエネルギーは分散されることが多くて、特定の場所の地震になることが確率的に低いです。それでもこのエネルギーが北海道駒ヶ岳のマグマ溜まりのエネルギーと衝突して地震になる可能性が存在しているので、リスクのある事を明記しておきます。内浦湾には本日で11回の有感地震が起きています。こちらの関連地震と噴火に注意が必要でしょう。
 中部の状況には変化なしです。富士山と御嶽山の交点に注意していましたが、今回も先送りとなりこのままゆっくりとエネルギーを放出するのかも知れません。
 紀伊半島の東西先端部分に小さな地震が集まっていました。奄美大島が南西方向に押されたときに、同時に東北と北海道が北東に押されていたでしょう。一方はフィリピン海プレートとユーラシアプレートでもう一方は太平洋プレートです。この押しがなくなったときにフィリピン海プレートは北東に戻るので、その動きが紀伊半島に作用してこのエリアの小さな地震になっていた部分があると思います。プレートの東西の動きもあると思いますが、今回はそれほどでもなく奄美大島を押した反動でしょう。恐らくプレート運動由来の大きな地震につながる可能性は低く、今後は御嶽山、白山と富士山の状況次第であると思われます。

6月17日追記
 昨日の北海道駒ヶ岳の地震の意味を、台湾地震からの流れで考えていました。神事をする人が名古屋における大地震のリスクが16日であり無事に恵山の神様の助けで回避出来たと書いていました。回避出来た物をここに書かなくても良いかと思いますが、大がかりな調整をしている状況はまだ続いていますので、理解出来ている部分を解説しておきます。
 昨年夏以降の桜島の活動で熊本地震が準備されて、5月の12日と31日の台湾付近の地震につながったことは何度か説明してきた通りです。南北の中央構造線を調整して白山と御嶽山のマグマ溜まりが引き起こす南海、東南海地震を起きにくくして、富士山と三宅島から地震につながる歪みのエネルギーを送り出していました。マグマ溜まりの軸上をマントルが実際に動いているので、ここに白山や御嶽山のマントルの動きが重なると、衝突から大きな地震が起きるのです。南海トラフの地震の発生メカニズムであり、熊本地震はこれを避ける為の準備でもありました。
 その結果表層のユーラシアプレートは大きく東に進みます。当然他のプレートとの間に位置の再調整が必要になります。これは単純に表層だけでなく、深い部分にまで影響するお話しです。表層の物はすぐに揺れで調整されるので、分かりやすく実際に調整も進んでいます。三河や群馬、栃木の地震が主な物でした。
 ユーラシアプレートの下には、太平洋プレートが沈み込んでいます。この沈み込みは動きとしては逆向きになるので、どこかで力の衝突が起こり断層や地震を生み出す事になります。
 この位置は1891年に起きたM8.0の濃尾地震です。発生時に80kmに及ぶ大断層が現れたことで、今も写真が残されています。見たことのある方も多いのではないかと思います。福井から愛知までをつなぐ長い物だったと思います。
 こちらの理解では、この断層地震を起こす遠因がその下の深い位置に存在する太平洋プレートの沈み込み部分です。繰り返し地震を起こし続ける境界がこの下にあるのであり、揺らし続ければそこに弱い部分が生まれることは明らかです。100年以上の単位で積み重なった物が動くときに大きな地震になるのでしょう。
 神事をする人は熊本地震後のリスクとして、日本の地震から韓国の地震が誘発されることを心配していました。現地まで行っているほどの状況です。こちらとしては時々大げさな話もあるのでどこまでの高い確率なのか分かりませんでしたが、昨日の北海道駒ヶ岳の地震でやっと状況が理解出来ました。

 富士山と三宅島が今もフィリピン海プレートを南西に押して、調整を続けているのも現実です。昨夜三宅島が奄美大島東方沖に地震を連続していますし、富士山も奄美大島の北東沖に本日地震を起こしています。これらはフィリピン海プレートを南西に押しては戻し、押しては戻す動きになっています。どうしてこれほど繰り返すのか理由が分かりませんでした。
 昨日になって紀伊半島先端部分にその影響が現れていることに気づきました。フィリピン海プレート全体が調整されており表層に現れた物が小さな地震でした。志摩半島の南側にも時々深い地震が現れますし、愛知と岐阜の県境でも同様に深い地震が起きて、調整を促していました。
 太平洋プレートは大きな沈み込みを日本列島に対して持っています。簡単な絵を描いてイラストにしました。調整したいのは日本列島を横切る部分全体になりますが、かなりの広域です。ここを動かすにはフィリピン海プレート側からの調整では南側に偏ることになり十分でなかったのでしょう。昨日北海道駒ヶ岳が大きめの地震を起こすことで、北側の沈み込みを刺激して調整しています。これまでにも青森県西部に深度地震が続いて調整が図られてきましたが、それでは十分な物になっていなかったのでしょう。
 こちらとしては青森県西部の深度地震の意味が、福井から愛知の沈み込みの調整につながる事はここに至るまで分かりませんでした。この事もあって韓国の地震へのリアリティーが薄い状況でした。
 韓国の深い部分で地震を起こすと影響は大きく広域に及びます。この地震は太平洋プレートの沈み込み部分を使うので、その結果そこよりも東側にある日本の下部の調整が進むという仕組みです。この仕組みはすぐに理解出来ていましたが、そこまでする必要があるという状況が理解出来ていませんでした。
 富士山の噴火につながるほどの地震を放っておけば、ここに書いてきた遺跡の心配する地殻変動への動きが始まります。これを止める事は重要な動きですが、熊本地震を計画した時から分かっていることであり、それなりに準備して動いていると思っていました。
 結果は何とかなっており予定通りなのでしょう。彼らにも上手く動けるか分からない部分のリスクがどこかにあって、心配他様々な演出がなされてきた物と思います。
 もし韓国の地震が起きると経済は壊滅的でしょう。今でさえ何とかごまかして生き残っている経済ですので、その後の状況は大恐慌につながり戦争を呼び寄せる物になりやすかったでしょう。この先参議院で与党を負かすことが出来たとしても、その続きには悪い人たちの望む経済の混乱と戦争への高いリスクが待っている状況だったと思います。台湾のクーデターを止める代償としては高い物になるので、回避すべき重要な地震だったのでしょう。
 こちらは彼らの情報操作に上手く使われたのでしょう。紀伊半島から愛知にかけての地震のリスクは高い物に見えていましたし、状況の進展した今もまだリスクは残っています。深い部分の調整が進んだことを受け入れると、今和歌山に送られてきた水平の歪みを解消すれば一段落だと思います。大分の東側に小さな深度地震が続いた結果なので、ここにも隆起が促されていれば、こちらのエリアも一段落出来るでしょう。
 待つべきタイミングを一通り待ったのが昨日16日だと考えていましたが、もう一日待つ必要があった様子です。この先どの様に展開するのか分かりませんが、被害につながる地震は起きにくい中で、噴火と地震の流れを見る事になるのではないかと思います。

6月18日追記
 本日は地震の解説に加えて、神事をしている人の祈り合わせの呼びかけを転載します。
彼らの神事の紹介文
 大国ミロク大社は、私の母が1952年(昭和27年)に沖縄県旧コザ市(現・沖縄市)八重島にて、突然神がかって神の啓示が降り、

「第二の岩戸開きを致せよ。
この世は九分九厘が悪神の働き。誠の一厘で世を救う。
今の世は善と悪との最後の戦い。
立替え建て直しを致して、みろくの世を創るぞよ。」

と言葉を発し、神業を始めたことに端を発します。

祈り合わせの紹介文
 大国ミロク大社の比嘉良丸と比嘉りかです。
 本日17日韓国から戻りました。そして、明日18日、神様からの啓示で急遽、夫婦、大阪と関東に分かれてのご神事を行うことになりました。私良丸は関東、茨城の県境で行い、妻は急遽、明日18日成田から大阪へ日帰りでまいります。
 翌日19日は、成田からハワイへの御神事に飛ぶのですが、ハワイに行く前にどうしてもこの東西を行っておくようにとの啓示に基づいての事になります。
 自然災害の動き、政治経済の動きにおいて、目に見えないところで見えない存在同士の駆け引きがあり、急遽の御神事となりました。

 この明日の御神事で、妻の方から12時前後に祈り合わせの動画配信を行います。
 皆さまにおかれましては、どうかこの動画配信を観ながら祈り合わせのご参加をお願いいたします。
 いかなる災いも起きる事が無いように、平和の日々の暮らし生活をつつがなく過ごせるように願い祈りいただけますようお願いいたします。
 どうか多くの方々のご賛同をお願いいたします。

比嘉良丸
比嘉りか

下記動画サイトより、ご視聴いただけますのでご覧くださいませ。

*動画配信URL*
http://inorinowa.org/tv/

もしくは

http://lve.jp/369musubi/
(上記サイトの画面内にパスワードの案内がありますのでご入力ください)

現状の地震他の解説について
 昨日からの変化としては、内浦湾のM2クラスの地震の継続とウラジオストック東方での地震がありました。昨日の記事に書いたように北海道駒ヶ岳を使って太平洋プレートの深い部分への北側からの調整が進んでいるところです。
 8時50分には茨城県沖でM4.2深さ20km震度3の地震がありました。富士山の可能性もありますが、伊豆東部火山群の地震と思われます。この地震は昨夜発生した八丈島の東方沖におけるM4.6のプレート境界地震に対応していると思います。
 富士山も三宅島も琉球列島に地震を起こし続けており、太平洋プレートの深い部分へ南側からの調整を続けています。
 祈り合わせにおける駆け引きが必要とのことですが、地震の分布は大阪北部に少し集中が見られておりそこそこ揺れてもおかしくない状況です。関東は先ほどの地震で刺激が広がるので、茨城県の富士山のマグマ溜まり関連はリスクが高いでしょう。大きくてもM5程度で済んでほしいところです。
 その他では三宅島近傍に地震が続いており、活動的なことを表しています。噴煙も強まったままでした。樽前山の近傍にも地震が起きたので、再び噴煙を少し強めるでしょう。
 こちらの観点では、今後の調整の進展により日本海側の深い部分の地震が起きるのではないかと思います。両側からの調整が進むと自然に起きて来るのではないかと思います。多少エネルギーが大きくても深いので地上の揺れは小さくすむでしょう。対象エリアが広いこともあるのでこちらも駆け引きに参加しておきます。
 今続いている調整が一段落するのを待っています。中部も岐阜と愛知の県境が再び揺れていますので、調整が続いており注意は必要でしょう。北海道駒ヶ岳の噴火と三陸沖から十勝沖での地震と津波にも念のために注意をお願いします。20日の満月に向けてリスクの高まりが始まっていますので、九州の余震域と日本全体の火山域にも注意をお願いします。

 祈り合わせの紹介ですが、彼らへの紹介文は本に載せる予定の分です。ここにこの内容を紹介したことはなかったと思います。オカルトで有名な出口王仁三郎氏の一厘の仕組みと同じ物だと思っています。本では出口王仁三郎氏の活動も比較のために合わせて紹介します。
 誠の一厘が何を意味するのかは様々に議論されていますが、この答えが分かるなら議論にもならない物でしょう。敢えて載せる理由は簡単です。これまで準備して来た先史文明の遺跡を始めとする情報を、彼らの行動をきっかけに広めることだと考えているからです。
 先史文明の存在はその存在を認めない一神教の教義を崩す物であり、日本はともかく海外では真実が科学論文にならないほどの大きな影響力を持っています。バチカンの人々により作り上げられてきた宗教の矛盾を明らかにする物になります。こちらは悪を偽善とする方が分かりやすいので、偽善の例を神ゼウスとして紹介してきています。
 祈り合わせは時間がずれたりします。12時前後と書かれているくらいなので、15~30分のずれは普通でしょう。ネットを見られない方もおられるかと思います。12時に彼らの願いに合わせてご自分の言葉で祈って頂ければと思います。
 祈り合わせの場で大きな変化が見られることは普通ありませんが、存在達の返す言葉に意味があるかも知れません。早いときは既に変化が起きてしまっていますし、遅ければ数日かかるでしょう。その結果は改めてここにご紹介したいと思います。祈り合わせへのご協力をお願い出来れば幸いです。

 九州での調整が続いています。18時57分に大分県南部でM3.3深さ50km震度1、20時46分に熊本でM4.5深さ10km震度4の地震がありました。
 熊本の分は薩摩半島西方沖の地震から誘発されている分だと思います。大きな調整が九州の南側で続いているので、その影響があるのかも知れません。しばらくの間大きめの余震に注意が必要でしょう。
 大分の分はマグマ溜まりに影響が及んでいる可能性が高く、これから今回の熊本余震の分が歪みとして影響して来ます。由布岳、別府エリアでの揺れに注意をお願いします。別府の津波の可能性は低いですがゼロではありません。