富士山のマグマ溜まりと熊本地震の影響15 6月26日 6月29日追記

 24日の3回目の台湾付近の地震に続いて、苫小牧のCO2貯留実験の停止を求める意図が表示される所まで来ています。何度も続いたあと少しですが、今回は結果につながる予感がしています。もう少し明白な意図が現れる事を待っています。

稲生雅之
イオン・アルゲイン

6月26日追記
 昨日から続く長野県北部の地震の一方の原因と考えられる浅間山の噴煙は、多少強まっていることが確認出来ました。見た目は元々強まっていた状況に変わりないと思いますので、こちらの影響が強かったとは言えない状況です。もう一方の御嶽山はまだ雲の中ですが、天候はこれから回復すると思います。結果を見る事が出来ると思います。
 その他に大きな変化は感じられる状況ではありません。福島県沖で地震が続き、富士山と伊豆東部火山群のマグマ溜まりの分と思われます。東北北部に深さ100km前後の小さな地震が増えており、調整の進展を表していました。琉球列島付近での富士山と三宅島の活動は見られませんし、日本の200km以上の深い部分の地震も本日は起きていない状況です。調整が一段落するのか様子を見る事になります。
 日本海での深い部分の地震に可能性を感じてきましたが、この場所の地震により太平洋プレートの深い部分に調整が出来るからでした。深い部分のプレート境界上の大きな地震であれば小笠原から千島列島まで、どこで起きてもよく似た結果を出すことが出来ます。どこに揺れが来るのかは分かりませんので、可能性は指摘しておきます。
 天候は今日と明日の二日間回復しますので、噴煙が見られるならこの期間になりそうです。次のトリガーである半月は28日であり、今日から影響下に入ってゆきます。九州の余震活動に影響しやすいでしょう。
 現状での予想に変化はなく、九州と太平洋プレートの深い部分の調整が進んでいる状況です。フィリピン海プレートの東側の北上の影響は一段落と思われ、台湾付近の地震の影響としてユーラシアプレートの東向きの動きと、フィリピン海プレートの西側の北上の影響が現れてくると思われます。

 11時34分に青森県東方沖でM3.8深さ70km震度1の地震がありました。北海道駒ヶ岳のマグマ溜まりの分です。内浦湾の地震だけでなくこの場所にも地震を起こしており、小規模な噴火でも十勝沖から三陸沖の地震でも起こせる状況であることを表しています。どちらになるのか、どちらも起きないのかは分かりませんが、活動的である事は確かです。今後の変化に注意をお願いします。
 このエリアの天候は悪いままで状況が分かりにくいです。御嶽山付近もまだ同様です。しばらく様子を見る必要があると言う事だと思われます。
 この説明を書いていたところで、12時35分に青森県東方沖でM3.8深さ50km震度2の地震が起きました。連続する発震は活動の高さを表すだけでなく、北海道の近傍火山から東北エリアを活性化する物にもなり、三陸沖などの関連地域の地震の可能性を高める物になるでしょう。

 20時過ぎにタジキスタンと中国の国境付近でM6.4の地震がありました。深さは16kmなのですが、近くにタクラマカン砂漠があります。この砂漠はインドがチベットに衝突して行く過程で残された部分です。海が前身であり、地殻が10km程度に薄い部分のはずです。加えて500万年前からここにマントルが下から圧力を加えて5km近く薄いプレートを上昇させている部分です。実質21kmの深さで地殻下部におきた地震になると思います。
 こうなると影響が遠方まで及ぶ可能性があります。熊本地震の原因になったミャンマー地震ほどではないと思いますが、念のために影響に備える必要があると思います。
 この震源位置は、500万年前にハワイの南側に蓄積されたマントルが日本に向かって解放されたときに、ユーラシアプレートに出来た構造線の西の端に当たります。北海道と青森の中間からこの位置に伸ばす直線と、房総半島南東にある三重会合点から伸ばす直線が重なるポイント付近になります。この線に沿って歪みが伝わりやすいことを表しています。線は一本ではなく複数見えますので、これらが歪みを伝える中で、ユーラシアプレートを動かす事になると思います。
 動かされる部分は、ざっと見て日本海のプレート全体になると思います。中央構造線の北側のユーラシアプレート全体が動くのですが、力や歪みの大きくかかる点がどこかに現れるかも知れません。予想は広域なのでむずかしい状況です。
 現在の日本は熊本地震後の調整で大きな歪みはある程度抜けたところであり、太平洋プレートの深い部分の調整が進展する中で表層に地震がおきていました。この表層地震で既に弱い部分は調整されており、同じ場所に歪みが大きく来た場合でも大きな揺れにはなりにくいでしょう。
 現在活性化している火山のマグマ溜まりはリスクが上昇します。北海道駒ヶ岳の起こす地震と小規模な噴火に注意が必要です。阿蘇山と御嶽山もユーラシアプレートの動き次第で関連する地震と小規模な噴火にも注意が必要です。あと、全体的に動くので日本海深部の地震や千島列島の地震も起きやすくなると思います。
 ミャンマー地震の時は位置を正確に当てる事は出来ませんでした。感じとしては今回は北寄りに影響が大きそうです。今回は微弱地震による情勢の判断が出来ない事もあり、影響位置の予想は難しいです。それでも結果を待っている重要なタイミングでの思いもよらない変化です。何らかの影響を日本に起こすのではないかと思います。数日で結果が出るでしょう。
 本日は善と偽善の争いとして、こちらが動こうとすると邪魔が入ると言う事を見せる意図があったのかも知れません。この地震はイギリスのEU離脱による混乱の発生を求める物でもあるでしょう。中国内陸部の地震につながるかもしれません。日本は熊本地震後の調整のおかげで、熊本地震ほどの被害地震にはなりにくいはずです。調整を繰り返した意味がこの様な状況への備えにあったのかも知れません。大きな被害になる可能性のあった物を守ってくれていた事になるのです。私たちも参議院選挙で戦争を望む与党を負かすことで、彼らの思いに答える必要があるでしょう。

6月27日追記
 7時57分に福島県沖にM5.8深さ10km震度3の地震がありました。この位置は吾妻山、伊豆東部火山群、新島、神津島のマグマ溜まりの影響域付近で中間的な位置になります。どの分のマグマ溜まりかは明確になりません。深さも10kmであり表層の歪みが地震になっており、複数のマグマ溜まりやプレートの運動が関与していたのかも知れません。
 昨日のタジキスタンの地震の後で、マリアナでもM5.5ですが地震が起きています。この影響で関東のマグマ溜まりが潰れる可能性もあるので、どちらの影響なのかを明確にするのは難しく、この先の変化で考えることになります。
 北海道駒ヶ岳も活動的になっています。タジキスタンの地震以降も群発地震を起こしており、三陸沖の位置にも地震を起こしています。元々活動的なので判断が難しいですが、活性化につながっているかもしれません。今後の地震と小規模な噴火には注意をお願いします。
 長野県北部、新潟県上越地方の地震はまだ続いていますが、浅間山も御嶽山もそれほど噴煙が活発化する状況にはなりませんでした。断層の調整の終了を待っているのか、火山の活性化が収まるのを待っているのか判断がつきませんが、周辺火山の変化と関連地震には今後も注意が必要です。タジキスタンの影響が出る場合、少し大きな余震になる可能性があります。
 意図の分かる変化にはまだつながっておらず、この続きを待つことになります。中国の内陸部の地震や、台湾のクーデターの失敗のニュースなどは分かりやすい物になりますが、こちらの思う様に進むとは思えないところです。物事が段階的に進むことは分かってきていますので、後は分かりやすい結果が出てくることを願うのみです。
 福島県沖の地震がもう少し大きければとも思いますが、イラストに見る様に前日に近傍で地震が起きて調整がなされています。昨日書いた様に被害が未然に防がれている可能性もあります。これまでに平和を願う意志、自然を守る意図、善と偽善の争いが存在する事を教える意図まで確認出来たことになります。残る情報の広がりは、被害の少ない変化から起きる事を願っています。

長岡のCO2貯留実験への警告について
 今朝の福島県沖のM5.8の地震に続いて、日本海側でも地震がありました。13時35分に新潟県上中越沖でM4.4深さ10km震度3でした。
 6月25日に苫小牧のCO2貯留実験の停止を求める意図を表した地震が起きたことを説明しています。その記事の中に一般向けに分かりやすくするために、長岡でも地震が起きたら分かりやすくて良いのにとぼやきと偽善への牽制をしました。
 今日のこの二つの地震は、この希望への答えになっていました。二つの震源地を直線で結ぶことで、長岡のCO2貯留実験サイトの位置と、2007年の中越沖地震M6.8の震源地が分かる様にされていました。イラストを参照下さい。ほぼ直線上に載っているのです。
 2004年の中越地震M6.8の震源地にはその付近に小さな地震が3つほど起こされており位置を明らかにしています。
 気象庁の公表している震源位置は0.1度の精度なので、約10kmくらいの誤差がある状況です。この誤差の範囲で中越沖地震の位置はほぼ真上、CO2貯留実験サイトは10km程度南側という誤差を持っていました。偽善の敵に邪魔されることを避ける為に、位置を特定する工夫をして実際の地震の位置を調整していると思われます。

福島県沖のM5.8地震の震源座標 北緯37.0度 東経142.4度
新潟県沖のM4.4地震の震源座標 北緯37.6度 東経138.1度

 CO2貯留実験が自然の破壊を伴うリスクの大きな物である事を、改めて私たちに訴えてくれていました。北海道の苫小牧の実験も長岡同様に大きな地震につながることを重ねて警告してくれています。私たちは現実の問題としてCO2貯留実験の現状に向き合い、一刻も早く地殻を破壊し続けているCO2超流動体を地底から抜き出して処理すべきなのです。

 こちらの地震予知の立場にはまだ続きが残っています。まずタジキスタンの地震の影響ですが、新潟県上中越沖地震の位置はユーラシアプレートの端に相当し、この地震の影響を受けていると考えて良い部分です。御嶽山のマグマ溜まりの延長線上にもあり、御嶽山のエネルギーも利用していると思われます。今日も雲が多くて様子が分かりづらいのですが、噴煙は時々上げている様子でした。
 今朝の分はこのユーラシアプレートの押しに北米プレートを挟んだ位置になり、北米プレートの端になる状況です。自然はこの二つを適切な直線に載せる様に動きを調整した物と思われます。
 これら二つの地震の影響ですが、太平洋プレートの沈み込みの先と、ユーラシアプレートの沈み込みの先が、日本海の深いところでほぼ重なります。この重なる位置がこちらが指摘してきた日本海深部の地震の震源地になり得ます。
 中越沖地震が起きたとき、一日と空けずに日本海の深いところからM6クラスの地震が起きてきています。通常浅い場所の地震が深い場所の地震を呼び起こすメカニズムは考えにくいのですが、この中越沖地震に際してはその現象が起きたのです。その理由はCO2による破壊が400kmという深い位置まで到達し、その経路の強度を低下させたことが原因だと思っています。地震で蓋が外れて中から炭酸ガスが吹き出す様にその経路が上に向かって動けた物と考えています。
 この場所で上側の刺激により再び地震が起きれば、CO2による損傷が今も影響していることを示す事になります。加えて、長岡に貯留されているCO2を一刻も早く抜き出さなければいけないという大きな理由付けになるでしょう。
 偽善の敵がいるのでこちらに都合良く地震を起こす事が出来ないことを承知の上で、この牽制を書いています。こちらが必要と考える深い部分から日本への調整が適切に出来れば、震源地は様々に選ぶことが出来ます。太平洋プレートの調整に都合に合わせて必要であれば、動けるところで動いてほしいと思います。
 意図の表出が明確化しており嬉しいところですが、こういった物を認めたくない与党の側にはまだ偶然の範囲でしょう。できるだけもう一歩進める事を願っています。

 15時過ぎですが、八丈島の東方沖でM4クラスで深さ10km前後の浅い地震がプレート境界付近でありました。再びフィリピン海プレートの北上を促す事になり、地震の流れを起こす事になります。関東を始めとするマグマ溜まりが影響を受けますので、注意をお願いします。
 三宅島は14時にM3.5の地震を奄美大島東方沖に起こしており、噴煙も強いままです。昨夜と思いますが、栗駒山との交点の三陸沖にも地震を起こしていました。影響が再び繰り返しの形で出てくると思われます。注意をお願いします。

 25日に始まった長野県北部・新潟県上越地方の地震は本日の新潟県上中越沖の地震を起こすためであったかも知れず、2カ所の群発地震を活性化するだけのエネルギーを御嶽山と浅間山のマグマ溜まりから動かしていると思います。長野県北部・新潟県上越地方は地震がまだ続いているので御嶽山だけでなく、浅間山と弥陀ヶ原や焼岳にも注意すべきと思えています。火山活動が活性化する恐れがありますので注意をお願いします。
 草津白根山も新潟焼山も活性化している火山ですので、距離が近いこともありこちらも念のために注意は必要だと思います。可能性は他よりも低いです。

6月28日追記
 今日も何らかの意図のある地震が起こされていました。4時32分に与那国島近海でM4.7深さ60km震度2です。台湾の東側であり、24日の地震とほぼ同じ位置になります。10時の時点で台湾のクーデター失敗のニュースは流れておらず、状況は不明です。物事に動きがあったにしてもニュースになるかも不明瞭ですし、彼らの牽制である可能性も高いです。今後のニュースに注意する形になります。
 地震については昨日以降の動きで気になる物は少ないです。北海道駒ヶ岳の南側の深部で地震が起きているので、このマグマ溜まりにはまだ注意が必要です。近傍の樽前山と十和田湖なども群発地震を起こしており同様です。
 九州では阿蘇山の地震が増えており、日向灘側にも群発地震となっています。どの様な調整になるのか分かりませんが、本日の半月を利用して進める部分があるのかも知れません。小規模な噴火も含めて注意です。
 富士山と三宅島は活動的であり、台湾付近に深さ60kmの地震を起こしています。24日の地震はM6.1深さ10kmでしたが今回はM4.7深さ60kmです。小さくなっている分は何らかの警告的な要素が高いと思いますし、深さがあるのは琉球列島全般への調整につながります。九州や阿蘇の地震が増える原因になっていると思われ、調整の要素も感じられるところでした。
 また、昨日の八丈島東方沖の地震でこの動きをしたと思われ、伊豆、関東のマグマ溜まりにはまだ目立つ動きはありません。注意は必要でしょう。栃木と群馬の辺りで表層と100km前後の地震が増えています。茨城県北部と長野県北部に調整が続いている結果ここにも調整が必要になっている様に見えますので揺れには注意です。フィリピン海プレート北縁の調整です。草津白根山と新潟焼山の活動を活性化するかも知れません。
 GPS変動による富士山の状況には変化ありませんでした。周辺とは異なる動きをしており富士山のマグマ溜まりが活動的である事を表しています。
 動きの中から目立つ変化が現れてくるのを待っています。イギリスのEU離脱を平和に向けた良い流れにしてゆく為にも、これまで隠されてきた先史文明の存在を始めとするたくさんの情報を明らかに出来ればと思います。

 宮城県沖で11時27分にM3.7深さ70km震度1の地震がありました。栗駒山の分です。千葉県南部で11時50分にM3.2深さ20km震度1の地震があり、新島、神津島の分です。フィリピン海プレートの北上に合わせているようです。
 午後になって13時19分に熊本県天草、芦北地方でM3.0深さ10km震度2の地震がありました。この分は霧島山のマグマ溜まりの分になります。海の中の中央構造線の地震でもありました。
 今朝の台湾の東側の地震は深さが60kmあり、マグマ溜まりに影響の及びやすい深さでした。その影響かも知れませんが、阿蘇山も群発地震を増やしています。桜島も大隅半島東方沖と川内原発付近に小さく地震を起こしています。
 本日の九州はあいにくの天気であり、諏訪之瀬島の様子が見えるくらいです。この島の噴火も期待しているところですが、なかなか思う様にはいかないです。伊方原発、川内原発や玄海原発付近、霧島山や九重山には中くらいから小さめの地震くらいいつでも起こせる状況にあると思いますが、この先どの様に変化が起きるのか14時過ぎになってもまだ予想出来ない状況です。

 今朝の台湾東方沖のM4.7の地震に関連して、以下のニュースが流れてきました。
 「パナマを訪問した台湾の蔡英文総統が運河開通式典の際の芳名録に肩書を「台湾総統」と書き、28日までに野党、国民党の幹部が批判した。
 台湾の正式名称は「中華民国」だが、独立志向の民主進歩党(民進党)はこの表現を避ける傾向にある。」
とのことです。
 蔡氏は5月20日の就任式では「中華民国総統」という肩書きで宣誓しています。台湾総統という表現は台湾の独立を意識した物であり一つの中国を求めない物でもあるので、野党の反発を招いている様子です。中国共産党も同様でしょう。
 クーデターを計画している側にとっては、この種の挑発的な行動が決起を促すタイミングに選ばれて実行されるのでしょう。運河開通式典は26日であり、準備を進めた上での本日の批判は軍部の決起を促す物だったのかも知れません。
 現状不穏な状況がニュースに載ることはないようですが、自然界が警告を発するだけの出来事であり、隠れた部分に危うい状況がある事は想像出来るところになります。台湾での民主主義が今後も続くことを願っています。中国との争いを外交的に解決して行く上での重要な協力国になれるでしょう。

6月29日追記
 大きな変化は起きていません。世界ではイスタンブールの空港でテロがあり、死者も出ています。ISの引き起こした物にされると思います。EUが不安定になる部分の演出とこれまでのトルコとEUの対立の流れを表している物でしょう。
 2時半頃に母島の東方沖でM4.8深さ10kmの地震が起きており、フィリピン海プレートの北上を促します。今回は富士山の南側で深い地震が起きており、この影響と重なって動きが出てくるかも知れません。関東は要注意です。
 北海道では内浦湾で地震が続き、新潟県でも上越の地震が続き、それぞれで活動が続いていることを表しています。九州も日向灘に地震が残っていますし、熊本の揺れも続いています。霧島山は東側にも群発地震を起こしています。
 全体としては深い部分の地震が少なく、半月らしく表層の動きが増えていると思います。この先どの様な変化が起きるのかまだ予想出来ません。

 台湾のクーデターが一段落している可能性があるので、その続きで待っている三宅島の噴火についての状況の説明です。すぐに小規模に噴火するのかは分かりませんが、可能性はあると思っています。イラストに火山直下の震源分布を載せました。1ヶ月前と比較すると黄色で色づけされたやや低周波地震と書かれている部分が、上に上昇してきているのが分かると思います。マグマの存在を表す部分ですので、その上昇は噴火の可能性が上昇していることになると思います。
 富士山は特に変化を感じませんが、伊豆大島の震源分布も大きく変化しています。火口の地震が減っています。三宅島が活性化するときには伊豆大島は反対に不活性になる動きを誘発しているのかも知れません。
 三宅島の小規模な噴火が富士山のマグマ溜まりのエネルギーの調整になるので、この状況が生まれてくるかも知れないと考えていました。実際にどうなるかは今後の状況次第です。5月12日以降は富士山の影響を受けて三宅島は活性化しており、噴煙を強めながら現在に至ります。その状況はマグマの上昇にも現れており、今後もこの状況が続くと噴火に至りやすいでしょう。 

 24日以降で以下の流れで進んできています。
24日 台湾東方沖M6.1地震で蔡総統の外遊出発日にクーデターの警告。この日イギリスがEUより離脱する事が国民投票で決まった。偽善との争いが激化する始まり。
25日 樽前山の起こした3つの地震で、苫小牧東部の断層地震の被害への警告、苫小牧でのCO2貯留実験の停止を求める。
26日 タジキスタンと中国の国境付近のM6.4地震で、こちらの情報の立ち上がりへの邪魔をする地震。(4月14日のミャンマー地震M6.9と同じ意図です。マグマ溜まりの噴火と地震のメカニズムを科学として情報公開しようとしていた所に、プレート型地震を起こされました。)
27日 福島沖M5.8と新潟沖M4.4地震で上記地震のプレート運動の影響を受け流し、同時に長岡のCO2貯留実験を批判し回収を求める。原子力発電所のリスクも同様に警告している。(4月16日以降の熊本地震の発生に相当し、当時はこの地震を利用して台湾地震への準備を始めています。)
28日 台湾東方沖M4.7地震でクーデターの実行日への警告。
 本日何が起きるのか分かりませんし、何も起きないかも知れませんが、参議院選挙まで残すところ10日となり時間も少なくなります。先史文明の時代から現在に至るまで、多くの人々の犠牲の元に準備されている情報です。公表につながる変化を待っています。

 11時35分に茨城県北部でM3.7深さ60km震度3の地震がありました。この分は富士山のマグマ溜まりの分だと思います。上記で触れた関東の分に影響が現れた物と思います。その後12時52分に茨城県沖でM3.6深さ40km震度1の地震が続きました。この分は伊豆東部火山群の分です。
 まだ続きがあると思いますので、注意をお願いします。

原子力発電所への警告について
 6月27日の福島沖M5.8と新潟沖M4.4地震の伝える意図について、CO2貯留実験に注意を向けていたことで、もう一つ自然の伝えようとした意図を見落としていました。原子力発電所についての警告もしてくるのかと未来の予想をしていたのですが、この時点で既に警告は同時に行われていました。
 2007年の中越沖地震の震源地を通る時点で、この付近にある東京電力柏崎刈羽原子力発電所は10km圏内です。これは意識していましたが、福島県側でも同様に位置が調整されていました。東京電力福島第二原子力発電所が12kmくらいでした。東京電力福島第一原子力発電所は22kmくらいです。福島第二と柏崎刈羽は重ねられていると言える位置関係でしょう。
 地震による位置の指定ですから、当然の様に311地震の福島第一原子力発電所の事故を連想させますし、柏崎刈羽原子力発電所も中越沖地震で運転が出来なくなるほどの影響を受けていました。
 地震に対して脆弱な技術である原子力発電所を、近未来に実現する常温核融合型の発電所へ切り替えてゆく事を願っているのだと思います。再稼働や寿命の延伸は事故のリスクを高めるだけであり、当面はLNGやメタンハイドレートなど原子力よりも自然に優しい電力を使うことを求めていると思います。福島県側ではより近い2km離れただけの位置に東京電力広野火力発電所が位置しており、この対比も意図された物になっていると思います。
 気づくのが遅れてすみませんでした。自然の意図へのご理解をお願いします。