平壌の遺跡について 9月14日

 韓半島の地震について解析する中で、平壌の遺跡についても解析が進みました。これまで明確でなかったのですが、平壌はローマへの角度が299.52度になるように選ばれたバビロンと同じく、目的を持って築かれた人工都市だと思われます。
 平壌にある革命殉教者の共同墓地から富士山の宝永火口への角度が105.946度に選ばれていました。距離もこの2の12乗根の11.5倍です。この制約に基づいて周辺に遺跡が作り込まれていったように見えています。指し示しに墓地を利用するのは、ストーンヘンジにも見られる2の12乗根側の手法です。
 地図に見る平壌は南側にある平坦で海に近く、より気候が温和と思われる場所を選んでいません。自然発生する町や都市とは異なり自然環境を生かした物ではなく、制約によって選ばれていると思います。
 その他には2268x36=816.48kmとして紫禁城が指定されています。イナンナ定数を使っていました。日本では以下となります。
中央海嶺の誕生場所 100度丁度
橿原神宮      1024km丁度
大阪の回転中心の池 1000km (回転中心は1000.1km)
出雲大社      121.84度 (2の12乗根の11.5倍)
 これだけ主要な場所が入れられていれば、意図して選んだ場所であることに間違いないでしょう。平壌を選んだ時点でここまでの都市計画が日本にも存在していたと思われ、5000年前の戦争における前線基地の目的として作られた人工都市でしょう。
 韓半島の他の遺跡が出雲大社を指し示していますが、ここでもその指し示しが見られました。日本の権益を守る上での重要な役割を当時は果たしていたのでしょう。

 気になることがあり、どうして宝永火口を5000年前に指し示す事が出来るかです。メインに選ぶ以上間違いが起きない自信があるはずなのです。この場所は1707年の噴火で明確になった場所であり、それ以前は大きな火口ではなかったと思われます。
 6000年前に富士山の噴火が付近で起きた痕跡は残していますが、その後の山頂からの火山活動に隠されて、宝永火口は今の時点の私たちが恐れる大きさの火口ではなかったはずなのです。
 他の地震でも噴火前の地震であるにもかかわらず、御嶽山の現在の火口に105.946度を重ねていた物があった記憶です。予測の科学が私たちよりも進んでいるのです。
 今のこちらにとっては、地震も噴火も自然の存在達の意図がある程度明確に現れる物だと考えています。どちらかの意図でもあり、共通する物でもあるかも知れません。
 この意味で1707年の噴火による宝永火口は、善の側の望んだ物であるはずなのです。少なくとも過去から現在まで富士山を自分達で守らないと、地殻変動につながる変化を起こされてしまうからです。するとこの噴火時の火口の場所を、平壌の指定している距離と角度からずらすことが出来たはずなのです。約4700年も準備期間があれば簡単でしょう。何故か彼らはこの位置をずらさず、平壌が困る状況にはしていないのです。
 宝永の噴火時には三連動のプレート型の地震も起きています。311地震同様に大きくプレートが動く物でした。311地震時を考えると、こちらの認識では分散も分割も可能でした。福島第一原発を破壊するために、大きな地震と津波を伴う連動地震にしたとなります。

 位置と角度の指定なので、このどちらか一方を動かす事など簡単でした。これをやらずにいる部分には、相手の油断を誘うための抑制が感じられます。5000年前の北京・平壌と日本との戦いでも、日本一の大きさの古墳である岡山の旭川古墳(仮称)を敵に破壊させて、彼らに名分を取らせることで撤退を促しています。
 偽善の側の宝永火口への呪いなど現実的には何の役にも立ちません。冷静に利用すべき時には利用する事が出来るのです。宝永の噴火に際して何を彼らが手にしているのか分かりませんが、名よりも何らかの実利を取っているのだと思われます。
 この現実はあと一つ重要な事を教えてくれています。善の側も未来を計画し、イエスの誕生に併せてAD元年を定め、その年号を西暦としてそのまま使える様に遺跡に組み込んでいます。未来は闘争の結果決まる物であり、決まっていないので外れた場合の準備までしています。
 これと同様な現実を敵の遺跡への組み込みに見つけたことになるのです。今回特定出来た位置は革命殉教者の共同墓地ですが、他と比較して目立つ構造物がある場所ではありません。重要な場所であることは位置関係と大きさから分かるようにされていますが、戦勝記念の建物群や呪いの池とも異なる設定です。富士山の宝永火口への指し示しがうまく行かなくても、外れが明確に分かる物ではない様に配慮されています。外れても良いように始めから準備されていたことになるのです。外されるリスクを取って都市設計を行ったのでしょう。
 実際に平壌の他の遺跡も含めて、富士山の南側には105.946度の線がたくさんあり、どれかが必ず当たるようにも工夫されています。善の側もこの状況を見て、名を取らせるという今の結果を選んでいるのでしょう。

 正直な所ここまでの流れで、自分達を現実以上に強く見せる演出にならないかを心配していました。絶対優位でないのに相当程度に優位である演出をすれば、一時的に人々には信頼されても未来を守ることにはマイナスであり後で崩されやすくなるだけです。人より優れた存在達の心配をする事を不思議に思うかも知れませんが、過去の2度の崩壊が現実であることと、存在達が一枚岩でない現実の姿に不安を感じているからです。
 善の側は敵に攻撃をさせるばかりで反撃らしい反撃は少ない状況です。台風10号と寒冷渦はその力を見せたことになりますが、理解出来る人は少ない状況です。
 どの様な演出をするのか分かりませんが、例えば伊方原発付近に崖崩れを起こし、土砂の引き起こす津波で原発を停止に追い込めれば、人々は感心を示すでしょう。その後に予告を別の地震などで明確に伝えてから局地的な地震や津波を目標周辺に起こせば、人々は自然の存在とその力を信じるようになるでしょう。これまでの敵の攻撃を防いで実利を取る姿です。
 これが可能な範囲は、これまでの様に日本だけの話でしょう。他の国では困る人々がたくさん出てくる地震や自然災害が続くことになるかも知れません。その結果が戦争につながるようでは何のために立ち上がるのか、分からないでしょう。

 敵を必要以上に刺激しないことについては、配慮があると思える状況が改めて明らかになりました。実際に何が起こされて敵がどの様に反応するのか分かりませんが、彼らが適切に立ち上がって、時の流れの中で相手を切り崩して行けるようになる事を願っています。
 先史文明の遺跡に残された情報は人々の残した物であり、これに向き合うのは本来人々の問題です。情報の立ち上がりに際してはこの点に彼らの力を借りる計画の様です。恐らく計画全体が双方の合意の元に作られた物でしょう。
 善の側はこの世界の仕組みを知り彼らと協力協調する事が重要であって、敵の示威行動との攻撃合戦にならないように進めるはずです。彼らはいつでもどこでも自由に攻撃出来るわけではありません。
 この世界の隠されてきた姿が広まる中で、戦争と地殻変動を求めて偽善側の引き起こす自然災害への備えが重要になるのです。この事実と、自然を大切にしないと様々な形で彼らに反撃されるという現実が広く伝わる様に配慮されるのでしょう。

稲生雅之
イオン・アルゲイン