アレッポとアステカの神話が教えるテオティワカンの自然の姿 8月10日

 こちらの準備してきた情報が広まるイベントの発生を待っているつもりでしたが、昨日8月8日の沖縄本島近海の地震でチェチェン・イツァが、有明海の地震でアレッポに解析を促す組み込みがありました。
 これまでテオティワカンの宗教については詳しく調べていませんでしたので、改めてその教えの内容を調べました。ここには自然の望みが現れると共に、約8万年前からのこれまでの流れを教える物にもされていました。
 アレッポは他の先史文明の遺跡とは異なり、ティアマトを強調する遺跡にされていました。そしてこの組込を利用して、主にテオティワカンで利用されてきた666と言う偽善の側の数値にどの様な意味があるのかを教えてくれました。
 前回の記事でアブシンベル神殿を通る82.22度の直線が沖縄の神事の拠点に666を向ける部分を見ています。同様にオリエンテ湖からも666を使って、311地震の臨界事故の場所である東京電力福島第一原子力発電所が指し示されていました。
 こうなると善も偽善も利用する666にはどの様な意味があるのかが重要になる所です。アレッポはこの意味を666=37x18として教えてくれました。
 37はティアマトの当時1年が370.6日であったことから使われており、同様に当時の月は1年に18周ティアマトの回りを周回していたようです。この積での表現が666でした。
 自然は善も偽善も666を使うことで、これで表されているティアマトの再生を求めていると言う事でしょう。

 チェチェン・イツァに向けられていた除数は14917となり、2倍して29834の強調でした。これまで踏み込まなかったセノテの泉、生け贄の宗教についての調査を促された気がしましたので、資金繰りがつかない中で本を調べて購入し彼らの教えたいことを検討しました。
 テオティワカンはマヤと言うよりもアステカです。アステカの文明と生け贄の本を購入して、その概要を知りました。こちらもこれまでの理解がある事と、「アステカ王国の生贄の祭祀」という日本語でまとめられた本が2015年の8月に出版されており、ここから多くを教えられました。
 約6万年前までの自然は巨獣・恐竜で人間に対抗出来ていました。その後巨獣・恐竜を滅ぼされて人間に対抗できなくなった自然が、自分達の姿とその力を教える部分も含めて宗教を利用していると思います。生贄の宗教は自然の望みの一部と循環する自然の姿を現しています。自然を無視して人間が全てを決めることは出来ないと、明確に伝えたいのでしょう。

 以下詳細に説明をして、最後に彼らの望みをまとめます。
 8月8日の有明海で二回続いた地震が、地の声としてアレッポに2017809/302.98度=66598を向けており666の意味を調べる事を促していました。9時37分にM2.2でした。
 アレッポにはISISの攻勢があったこともあり、彼らの状況を知るために時々ここへの組み込みを確認していました。その際如何にも先史文明の遺跡を思わせる様々な構造物を見ていました。今更1カ所増えてもそれほど大きな意味はないとたかを括っていましたが、現実は最重要の部類の遺跡でした。
 細かく書くと論文の様になりますので、重要な部分のみを数値で載せます。イラストを参照下さい。
 ティアマトの数値は目立つ場所に配置されており、これまで明確に出来ていた以下の数値が確認できています。一般的遺跡同様に太陽の伴星の数値、2049~75の接近など必要な情報を持っています。

質量   6383
重力   9802
1年   3606
月10周 200.37
会合周期 4744

 これら以外にも詳しく調べる事で一通りの数値が確認できると思います。火星、小惑星ケレス、冥王星と地球、月までは確認しています。
 調べてみて不思議に思ったことは、目立つ部分の中央が外されていることです。どうして外すのか意味が分かりませんでしたが、作業を始めた8日はそこまでを解析できませんでした。
 翌日9日になって666の素因数分解を行いました。666の数値表現のパターンを調べる目的です。この時点で666=37x18を知りました。数値を見てすぐに370日の1年と月の18周であろうと予想が出来、遺跡を再確認しました。その結果がイラストの位置になります。

ティアマトのハドソン湾極時代の予定数値
1年360.6日 月の10周は200.37日
ティアマトのグリーンランド海極時代の元の数値
1年370.6日 月の10周は205.89日

 これらを明確にする目的が、この地アレッポには託されていたようです。この地は最古の旧約聖書の写本が残されていた場所です。アレッポ写本と呼ばれる約1000年前の本になると思います。
 この地の人々に、先史文明の人々は特別な目的を託したのでしょう。遺跡にはそれぞれに目的がある物があり、ギザのピラミッドなども大規模な物でしか表せない物を伝えています。アレッポはこの意味で旧約聖書を守る部分と、遺跡の伝える内容に重みを持たせる部分を重ねたのでしょう。遺跡関連の地の声の導きの最後になるのかは分かりませんが、情報公開前の重要な部分でした。
 666の意味を明確にする部分は工夫されており、111度で指し示した場所に六角形を組み合わせています。これを使って666=111x6とし、1554=42x37より666=37x18を導いています。組み込まれた数値には乗数37が他にも見られますし18xの距離も多用されていました。
 666の意味は元のティアマトを再生して欲しいと言う物でしょう。他では360.6を向けられてきましたが、3706が巨獣・恐竜を再生出来るので、この状況が彼らの望みかも知れません。加えて人間の寿命も恐らく10倍になるので、失う物は少ないと思われます。
 テオティワカンでも200.37x18=360.666を見せられていましたが、この時点では小数点部分に現れていた666には気づきましたが、37x18にこの意味があることには全く気づけていませんでした。

 イラストには911同時テロと311地震の関連を再録します。偽善の側は666をペンタゴンに向けており、その先にはWTCビルも重なります。解析を始めた頃は悪いことを666として組み込んで向けているのだと思いましたが、善の側の起こした311地震にも666が使われていることを最近知りました。
 今回666は元のティアマトの再生を意味すると教えられたので、改めて911同時テロについても考えました。
 考えてみるまでもなく、この先の未来のために情報公開すべき軍産議会複合体の本拠地ペンタゴンと、それを支えるWTCビルに代表されるウオール街の金融と配下のマスコミを666で指し示しています。偽善の側は自分達に攻撃を向けることで国民の目を逸らそうとしてきましたが、あまりにも不自然であり強権を利用しなければ情報公開を止められないでしょう。銃のカルトの出番でしかないのです。
 イラストも再録しました。911同時多発テロにおけるペンタゴンには、羽根のない飛行機が突入した以外に答えはないでしょう。WTCビルにはくっきりと主翼の突入痕があるのに、ペンタゴンには全くそれが見られないのです。ばかげているレベルですが、これは軍産議会複合体が銃のカルトによる暴力で国民を黙らせるという脅しでしかないです。
 WTCビルの崩壊も、爆破解体以外にあの速度での崩壊は起きないでしょう。勇気のある物理学者が一人で奮戦していましたが、大学教授の職を追われて今は黙らされています。これは現実の姿ですが、今は軍産議会複合体の操り人形のヒラリー氏が大統領ではなく、トランプ氏です。今後の変化に期待が持てるでしょう。

 続いてテオティワカンの宗教としてのアステカの神話です。創世神話の一つである5つの太陽についてです。
 この神話にはバリエーションが多いので、2つをここにも紹介します。以下まずwikiからです。

 最初の世界はテスカトリポカが太陽として支配していたが、52年周期が13回経過した(676年)後、ケツァルコアトルによってテスカトリポカは大きな棒で殴られ水の中に放り込まれ、太陽の座を交代した。そこで彼はジャガーに変身して水から飛び出し、世界に住んでいた巨人を皆殺しにしてしまった。
 2番目の世界はケツァルコアトルが太陽として支配したが、52年周期が13回経過した(676年)後、ジャガーに変身したテスカトリポカが現れケツァルコアトルを蹴り、太陽の座から追い落とした。この世界に住んでいた者たちを強い風が運び去り、一部の残った者も猿に変身させられた。
 3番目の世界はトラロックが太陽として支配したが、52年周期が7回経過した(364年)後、ケツァルコアトルが天から火の雨を降らせ、トラロックを太陽の座から引き摺り下ろした。
 4番目の世界はチャルチウィトリクエが太陽として支配したが、大洪水によりこの世界に住む者は流され魚に姿を変えられた。今の世界は第5の世界に当たる。

 続いて、アステカの暦の岩を解説するイラストの原本である「アステカ文明」からです。

 アステカ人は第一の時代を「4のジャガー」と呼んでいた。この時代には巨人が闊歩していたが、彼らは土地を耕すこともトウモロコシを蒔くこともせず、野生の果実や根菜を採って生きるだけであった。この不完全な時代は、一匹のジャガーが巨人達を飲み込んで終わった。その為この時代を表す文字は猫科動物の頭である。
 第二の時代「四の風」にもやはり欠陥があり、暴風によって破壊された。暴風は魔法の力で人間を猿に--人間に似ているが人間ではない生き物に--変えてしまった。この時代を表す文字は風の王ケツアルコアトルのマスクであった。
 第三の不完全な時代は炎の雨で滅び、その時代の人間は死ぬか鳥に変えられるかしてしまった。この事件は「四の雨」の日に起こったので、この太陽(=時代)を表す文字は雨の王トラロックのマスクである。
 第四の時代は雨の時代で頻繁に大雨が降ったため地上は大洪水になり人間は魚に変えられた。この時代を表す文字が湖、川、泉、海の神である「ひすいのスカート}ことチャルチウトリクエの頭なのはその為である。
 第五の、つまり今の時代は地震で終わると予言されている。この時代を表す文字は「オリン」つまり「動き」(大地の動き)という絵文字である。現在の太陽、月、人間はこの時代の初めに創造された。

 ここに書いた物以外にも順番の異なる神話がありましたが、一番目に巨人が存在した事は共通でした。これを考えるとこちらの遺跡による区分との一致を見ることが可能です。抜けているのは78360年前の争い関連だけになると思われます。

第一の時代 59668年前の争いに相当する。
第二の時代 29834年前の争いに相当する。
第三の時代 12660年前の彗星の墜落に相当する。
第四の時代 それ以降11360年前など温暖化による洪水の発生時期に相当する。

 どうして第一の時代の前に78360年前の争いが書かれないのか、この部分はこれから説明する生贄の宗教の説明の後とします。

 生贄の宗教がどうして必要だったのか、長い事調べずにいました。マヤの関連の本は読んでいたのですが、情報は十分ではありませんでしたし、自分の行ったことのあるティカルの遺跡には、生贄の痕跡は感じられないレベルでした。チェチェン・イツァにある髑髏の壁画など見られない物でした。場所によって差がある事と、善と偽善の区分でもあるのでしょう。
 「アステカ王国の生贄の祭祀」には1年が18ヶ月にされていた当時の暦と関連する生贄の儀式についての記載がありました。2月14日が始まりであり、そこから20日かける18月に5日の閏日を加えて365日でした。
 実際にはうるう年を入れないと2月14日の始まりはずれてゆくので、アステカの帝国の栄えた200年間の話でしょう。それでも年に18回もの生贄が必要とされた部分には普通は恐怖を覚える所でしょう。
 本によれば生贄とはお返しであり、自然に対する物でした。人間はトウモロコシを頂くので、お返しに人間もトウモロコシのように扱い、生贄にするという意味です。循環する世界観でした。
 本では人間の血がトウモロコシや蛇になる所が描かれています。この意味で首をはねて噴き出す血が蛇に書かれている壁画など、自然に捧げる血であることを意味しているのでした。命は循環するので執着せず、次の命につなぐのでしょう。
 太陽が人間の血を飲み込み、その太陽も血を人間に吹き出して与えています。大地にも与えるという意味でしょう。数々のイラストを載せましたので参照下さい。
 生贄全体を考えると、自然のバランスを配慮した循環を重視した儀式にされていました。こちらにとってはここまでする意味は、自然が人間に対する恐れと配慮を求めた物だと思います。

 イカの刻線石にはグリーンランド海極時代の人々が描かれています。ここには宗教色を感じないのです。想定ではヒンズー教のバカバドギーターが生まれたのが78360年前以降ですので、「人間の」宗教は存在し始めていたと思われます。
 これに対する「自然の」宗教が、ハドソン湾極時代以降に始まっていると思います。何故この宗教が必要になったのかは、主に自然の側の事情でしょう。人間が起こした自転周期の調整による重力変動で、巨獣と恐竜は大幅に数を減らし、イカの刻線石に書かれるような人間を喰い荒らす存在はもういなくなっていたのでしょう。
 この時期以降人間の行動を調整する事が、自然の側には出来なくなっていると思われます。人間は自由に自然を変えて自分達の繁栄しか考えない状況が目に見えていたのだと思われるのです。自然には弱肉強食の掟がありその中での欲は制限されていました。
 人間にはこの制約はないのですが、その数を食物連鎖の中で調整出来る部分が巨獣・恐竜だったのでしょう。これがなくなると人間は自然とのバランスを取れるのか分からないでしょう。ハドソン湾極時代は不明確ですが、少なくとも現在の人間は自然のことなど考えず、自己の利益の確保のみに邁進しているでしょう。

 自然はこの状況を変えるために、一部の人間と宗教を利用して人間に自然の循環とその重要さを教える事にしたのでしょう。生贄は生き物にとっては時々見られる行動であり社会性を持つ物もあれば、生殖後のオスがメスに自分の体を食させるや反対に意志に反して食べられるなど様々です。個を重視せず種を重視するので、この様なことも可能なのです。
 一方の人間は、この時点から慈悲を学び始めています。恐らく愛も同様であり私たちの文明におけるイエスの隣人愛も、この延長上の物でしょう。人間には必要な慈悲と愛ですが、自然界の弱肉強食と力が正義の考えでは、この部分を作り上げることが難しいのでしょう。
 未来の永続を求める上では、慈悲と愛は重要な物でしょう。自然の求めるそれは弱肉強食の向こうに隠れる循環する生命であり、この部分の明示的な理解が難しいでしょう。間接的に永続する未来を通じて全体への慈悲が必要という所に感じます。人間は他者に対する慈悲がなければ限度なく争うのであり、私たちにこそ明に必要な概念でしょう。これを今も学んでいると思います。

 アステカの神話に戻ると、テスカトリポカが自然の神であり、ケツァルコアトルが人間の神でしょう。残されている絵文書にはテスカトリポカが自分の体をバラバラにしてその血を世界に循環させている物まであるのです。自分も例外ではなく生きると言う事でしょう。
 一番目の世界には52年の周期が13回続いたとありますがこれだと短い時間ですし、52年の周期と言えば、ハドソン湾極時代の暦の遺跡では1872年です。これが16回続くと約3万年の伴星周期ですが、13回は13バクトンから来る周期の大きさを表す数値でしかないでしょう。意図して書き換えている部分であり真実を書く必要のないと判断出来る部分だったのでしょう。
 グリーンランド海極時代は、それまでの自然の手法が通る世界でした。78360年前にトバ湖の破局噴火などを起こされていますが、巨獣・恐竜を失ったわけではなく何とか出来る状況だったのでしょう。テオティワカンも59668年前にはティアマトの360.6日への移行を認めざるを得ない状況でしたが、予想外の反乱が起きて困った事態になったのでしょう。人間と共に変化を享受する予定であったのかも知れませんが、ここから人間を制御する必要を感じ、宗教に関与する事にしたのだと思われます。

 78360年前と59668年前に起きたことは自然の側にも打撃だったのでしょう。今の人間の動きを考えると、人間は霊的存在に監視されており、その行動をある程度把握されています。北朝鮮のミサイル発射やテロなどの警告が出来る部分はこの状況を証明していると感じています。
 これらが過去から可能であれば、78360年前の争いも、59668年前の争いも、不測の事態を防げたでしょう。少なくとも59668年前の反乱を見抜けず、当時の偽善の側のやりたいようにさせてしまった部分には、自然と人間の連携の不足が上げられると思います。人間の心理や準備状況などは霊的存在に監視が出来るので、この監視に問題なく反乱を起こすことは現状では考えにくいのです。
 こう考えると、この時期の大きな打撃が今の連携を生み出していると思います。
 この意味で触れたくない部分であり、自然も自分達のマイナスの歴史を語りたくないのでしょう。人間も同様であり宗教には火星を巡る卑怯に見える争いは載せられていないでしょう。バカバドギーターには戦う部分だけですし、ベーダには一部書かれているかも知れませんが、今のところ知識なしです。もちろんバビロンの粘土板にもないと思っています。
 お互いに宗教を使って支配を追求し始めたのが、ハドソン湾極時代以降なのではないかと思います。この宗教の弊害に嵌まっているのも現代の姿でしょう。

 神話に残す5つの太陽の情報は、この様な過去を表していると思います。お互い触れたくない過去なのでしょう。ただ巨人を滅ぼしたと言う事実にのみ触れるのであり、巨獣・恐竜を滅ぼした悪には人間は向きわず、自然もその失敗部分に触れたくないのでしょう。単純に宗教支配の仕組み上の問題です。
 過去の状況は、ここまでの想像を可能にする状況でした。アステカの神話は78360年前の争いを除いて、地球の過去を表しており未来についても地殻変動の未来を残している状況でした。彼らが人間に渡すべき警告の情報でもあるでしょう。
 自然と人間は協力協調しなければ、この地球を破壊してしまう可能性を高めるでしょう。人間の文明には問題があり、何度も書いてきた一部の権力者の利益を求める行動を抑止できずにいます。これからの情報公開を国民主権で行う民主主義が、その解決のために必要です。
 自然が宗教と生贄を通じて人間に関与してきたのは、このやり方でなければ人間に無視されて自然の命の循環する環境を一方的に破壊されてしまうからでしょう。一面の悪に見える部分である生贄にも意味があるのであり、人間も広義では多くの犠牲を払って争いをしていますし、911同時テロにおいてWTCとペンタゴンで亡くなった数千人の人々など、権力者の生贄にされていても気づかない人も多いのが現状です。宗教の問題に気づいて生贄に向きあうことが、宗教支配を終わらせる部分もあるでしょう。
 人間が権力者の暴走と宗教支配の問題を乗り越えて、社会を発展させることを自然も望んでいるでしょう。666はティアマトの再生に向けられており、この再生は人間が自分達の抱える問題を解決しないと進まない部分でしょう。
 この解決のために自然の力が借りられるように、人間としての自覚を持って問題に向き合えるように、これまでに準備して来た情報の公開を進めてゆきたいと思います。 

稲生雅之
イオン・アルゲイン